2019年7月21日は、第25回参議院議員通常選挙の投票日。
選挙といえば、気になるのは『選挙割り』!!
選挙に行くといろいろなものが割引になるという、アレですw
今回は実際に、成田市で『センキョ割』を体験利用してみました。
『選挙割り』を活用する方法を解説します♪
選挙割り(センキョ割)は民間企業の社会啓発事業
選挙に行くと、いろいろなものが割引になる「選挙割り」。
もともと若者の投票率を上げるために始まったものですが、ここ数年で定着してきた感じもありますよね!
まずは、選挙割りって何?というところから解説しましょう。
「選挙割り」は若者の政治参加を促すことが目的
正式名称 | センキョ割 |
---|---|
運営企業 | 株式会社ワカゾウ |
参加条件 | 投票済票または投票後に投票所前で撮影した写真を提示 |
特典 | 参加企業・団体によって多種多様 |
公式ホームページ | センキョ割 |
選挙に行ったら割引をします、そういうキャンペーンを行っている店舗は日本全国にたくさんあるのだろうと思うんですね。
そのなかでも、現時点で最も知名度が高いのがPR会社のワカゾウが運営している『センキョ割』です!
いわゆる「選挙割り」の元祖的な存在としては、2007年に早稻田商店街の有志店舗が実施した選挙割りが最初ということですが、公職選挙法を遵守して継続的に全国展開を行う実施団体がなかったため、2012年の段階で株式会社ワカゾウが取りまとめを行うようになった経緯があるとのこと。
『センキョ割』は、民間企業の社会啓発事業として展開されている取り組みということですね。ここは認識しておいた方が良いと思います。
私企業が取りまとめを行っていると言っても、『センキョ割』は運営元も、参加企業・団体も無償の活動で、全国センキョ割学生実施委員会を中心としたボランティア活動に支えられています。
職選挙法を遵守し選挙違反が起こらないように取り組むことを重視していて、中立性・公平性にも配慮がなされています。安心して利用するためにも、重要なポイントですね!
「選挙割り」を利用するには選挙に行った証明が必要
- 投票所で「投票済証明書」をもらう
- 投票後に投票所のカンバンか貼紙の前で写真を撮る
『センキョ割』を利用するには、とにかくまずは選挙に行って投票し、それを証明するものを確保する必要があります。『センキョ割』で対応している証明方法は上記の2つです。
投票所で「投票済証明書」をもらうのが最もシンプルな方法だと思いますけれど、現時点では各市区町村の選挙管理委員会には、投票済証明書を発行する法的義務は無いんです…。
投票済証明書の発行は、各市区町村選挙管理委員会の判断に委ねられている状況。
総務省の調査では、全国1741自治体の半数を超える966自治体が投票済み証明書を交付しているということですが、全自治体での交付が実現されているわけではありません。
『センキョ割』は、投票後に投票所のカンバンか貼紙の前で写真を撮ることで対応可能としていますので、万一、投票済証明書がもらえなくても大丈夫です!
選挙割り(センキョ割)を成田市で活用してみた
せっかく参議院議員選挙があるので、この機会に『センキョ割』を利用してみよう!
そう思って動いたわけですが、いろいろと紆余曲折がありました…。
成田市のホームページでは投票済証明書の情報無し
今回は投票済証明書がどういう証書なのか調査したかったこともありますが、投票所はかなり細かく分かれていますので、自分が投票する投票所の写真ってちょっとした個人情報にもなってしまいますよね…。
できれば写真撮影では無く、投票済証明書でクリアしたいと思ったわけです。
ところが!成田市では投票済証明書を発行しているのかどうか、ホームページ等で明確な情報発信はありませんでした。
うーむ…。
投票済証明書を発行している自治体は半数を超えているとは言え、微妙に不安を感じつつ、投票日当日を迎えました。
選挙に行って「投票済証明書」を確保
実際に投票所に行った結果、無事に「投票済証明書」を確保することができました!
成田市の事例では、一律に配布しているという性格のものでは無く、申し出があった人には発行してお渡ししているというかたちでした。
依頼から受領までの流れはこんな感じです。
- 一番最初の受付の所で、投票済証明書を頂きたい旨を申し出る
- 投票済証明書の発行について了解した旨の確認回答を得て
- 投票を一通り済ませてから
- 最後に投票済証明書を受領
最初に口頭で投票済証明書の発行を希望していることを伝える
ここが最重要ポイントかと思います!
『選挙割り』の活用方法を解説!【成田市の投票所で「投票済証明書」を確保】まとめ
選挙割り(センキョ割)の利用方法を解説してきましたが、いかがでしたか?
- 「選挙割り」は、選挙に行くといろいろなものが割引になる取り組みです。
- 「選挙割り」のなかでも全国的に最も知名度が高いのは、株式会社ワカゾウが運営する『センキョ割』です。
- 『センキョ割』は、民間企業の社会啓発事業として展開されている取り組みです。
- 『センキョ割』を利用するには、選挙に行ったことを、(1)投票済証明書、(2)投票後に所定の写真を撮影すること、どちらかで証明する必要があります。
- 投票済証明書は、法的な発行義務があるものでは無く、各市区町村選挙管理委員会の判断に委ねられています。
紆余曲折がありましたが、無事に「投票済証明書」を確保!
この「投票済証明書」を使って、『センキョ割』を利用してきたのですが、そちらはまた別レポートでお伝えしますね。
『センキョ割』はこれからも広がっていくでしょうから、次回の選挙からは「投票済証明書」を必ず発行してもらうことを心がけようと思います♪
※ちなみに今回『センキョ割』を利用して行ってみたのは↓こちらでした!