使用済みのマスクやティッシュ等のごみを捨てる時にはどうしたら良いの?
家庭のごみを捨てる時に、そういう疑問を感じることも多いかも知れません。
環境省では『家庭でのマスク等の捨て方』を解説していますので、ご紹介しておきますね!
環境省は廃棄物処理の適正処理を各自治体に通知
環境省は、廃棄物処理における新型コロナウイルス感染症対策を適正に行うよう、各自治体に通知しています。
関連する資料のなかで、
家庭で使用済みのマスクやティッシュ等のごみを捨てる時にはどうしたら良いのか?
この点についても、分かりやすく解説されています。
環境省による『家庭でのマスク等の捨て方』
- ごみに直接触れない、直接触らせない
- ごみ袋はしっかり縛って封をする
- ごみを捨てた後は手をよく洗う
新型コロナウイルスなどの感染症を広げないために、使用済みのマスクやティッシュ等のごみを捨てる場合には、この3つの基本を心がけましょう!
ごみ袋は、ごみがいっぱいになる前に早めに封をして捨てることも重要です。
具体的な感染防止策として、ごみに直接触れないこと、ごみ袋はごみがいっぱいになる前にしっかり縛って封をして排出すること、ごみを捨てた後は石けん等を使って手を洗うことなどがあります。また、ごみが袋の外面に触れた場合や、袋を縛った際に隙間がある場合や袋に破れがある場合など密閉性をより高める必要がある場合は、二重にごみ袋に入れることも有効です。
外出自粛に伴う家庭ごみの排出量増加への対策
- ごみ袋はしっかり縛って封をすること
- ごみ袋の空気を抜いて出すこと
- 生ごみは水切りをすること
- 普段からごみの減量に心掛けること
- 自治体の分別・収集ルールを確認すること
環境省では、家庭ごみの増加と同時に、自宅療養するケースも増えてきていて、廃棄物処理に携わる人々の負担や不安も高まっていることから、改めて注意喚起を実施。
外出自粛に伴う家庭ごみの排出量増加への対策として、こちらの5項目についても改めて意識して家庭ごみを出して欲しいということです。
結局のところ、ごみをできるだけ減らす『減量化』が社会の様々な局面で重要となっているということかと思います。
①ごみ袋はしっかり縛って封をすること
ごみが散乱せず、収集運搬作業においてごみ袋が運びやすくなります。
②ごみ袋の空気を抜いて出すこと
収集運搬作業においてごみ袋を運びやすくし、収集車内での破裂を防止できます。
③生ごみは水切りをすること
外出自粛を受けて家庭からのごみの量が増加しがちであるところ、ごみのかさを減らすことができます。
④普段からごみの減量に心掛けること
外出自粛を受けて家庭からのごみの量が増加しがちであるところ、ごみのかさを減らすことができます。
⑤自治体の分別・収集ルールを確認すること
作業員が不要な分別を行うことに伴う感染リスクをなくすことができます。
環境省が示している各種資料
環境省が示している各種資料についても掲載しておきますね。
環境省のサイトには詳しい情報が掲載されていますので、そちらもぜひ参考にして下さい。
新型コロナウイルスなどの感染症対策としてのご家庭でのマスク等の捨て方
新型コロナウイルスなどの感染症対策のためのご家庭でのごみの捨て方
環境省による『家庭でのマスク等の捨て方』解説【まとめ】
環境省では『家庭でのマスク等の捨て方』を解説していることをお伝えしました。
- 環境省は、廃棄物処理における新型コロナウイルス感染症対策を適正に行うよう、各自治体に通知しています。
- 家庭から出るごみにも感染症対策への配慮が求められる状況であること、外出自粛で家庭から出るごみの量が増大していること、2つの課題が示されています。
- 環境省では、家庭向けの情報をWebサイトにまとめて公開しています。
- 家庭で使用済みのマスクやティッシュ等のごみを捨てる時には、ごみに直接触れない、ごみ袋はしっかり縛って封をする、ごみを捨てた後は手をよく洗うことが重要。
- さらに、外出自粛に伴う家庭ごみの排出量増加への対策として、ごみの減量化など5項目の注意喚起も行っています。
環境省の解説を見ると、安全対策と、ごみ減量化の両方を考えて行く必要があることが分かります。
- 家庭ごみを、各家庭・処理する人、双方に対して安全に捨てること
- 家庭ごみを、容積・重量などあらゆる点で減らすこと
外出自粛に伴って、ごみの量が増えていることは気になっていたのですが、どうにも有効な対策を打つことができず…。
今回の外出自粛はそろそろ終わりが見えてきているとしても、今後もまた、いつ外出自粛を求められることになるか分かりません。
日頃から対応策を考えて行きたいと思います!