先日、久しぶりに『山田うどん』改め『山田うどん食堂』に行ってきたのですけれども。
どうしても、香川県で見た『やまだうどん』を思い出してしまいました…。
『山田うどん食堂』の本社がある埼玉県庁と香川県庁の距離は538km離れているということなのですが、偶然とは思えない雰囲気が!
埼玉県代表『山田うどん食堂』と本場香川県『やまだうどん』を比較してみましたw
埼玉県と香川県の「うどん」を巡るライバル関係
日本全国的には、うどんと言えば香川県だと思うんですよね。
うどん県と呼ばれるぐらいですから…。
でも、そう聞けば埼玉県民はけっこう微妙な気持ちになりそうな気もするんです。
武蔵野うどんなど、埼玉もうどんの産地として有名ですし。
データ的にはどうなんでしょう?
うどんの都道府県別生産量では香川県が圧倒的トップ
うどんの都道府県別生産量を見ると、香川県が圧倒的にトップではあります。
ゆでうどん・生うどん・乾燥うどん、全て合わせると、香川県は2位の埼玉県に2倍以上の差をつけています。
でも、きっと埼玉県民はココロの中で思っているはず!
埼玉には山田うどんがある!!!
『山田うどん』は埼玉のソウルフード
店舗名 | ファミリー食堂 山田うどん食堂 |
---|---|
運営企業 | 山田食品産業株式会社 |
本社所在地 | 埼玉県所沢市 |
設立 | 1953年(昭和28年)9月 ※創業1935年 |
店舗数 | 165店(2019年4月1日時点) |
ホームページ | ファミリー食堂 山田うどん食堂 |
2018年7月に、店舗ブランドを「山田うどん」から「ファミリー食堂 山田うどん食堂」に改称していますけれど、まだまだ多くの人は『山田うどん』と認識しているはず。
『山田うどん』は、うどんを中心にしつつも、定食メニューも幅広く展開。お値段も格安で、埼玉県を中心に関東一円に店舗を展開しています。
関東以外に店舗を出店していた時期もありますが、その後店舗網を一旦絞っていて、現在は基本的に関東のみの出店となっていますね。
現状、全店舗の約半数を埼玉県内で出店しているだけあって、埼玉県の『山田うどん』密度は非常に高く、埼玉県内を移動していると必ず何回か見かけます。
『山田うどん』は、埼玉県のソウルフードと呼ばれることもあるほど!
埼玉県と香川県の距離はだいぶ離れているけれど
6月に香川県に行った時に、どうにも『山田うどん』に似ている『やまだうどん』を発見してしまい、それがずっと気になっていて今回のお話につながっているわけですが…。
埼玉県と香川県の距離を、国土地理院が出している都道府県庁間の距離で見ると、埼玉県庁~香川県庁間の距離は538km!
これだけ離れてはいるわけですが、どう考えても似てると言うか、共通点が多いような気がするんです。
ドコがどのように似ているのか、その点をこれからご紹介して行きます♪
『山田うどん』改め「ファミリー食堂 山田うどん食堂」はこんな感じ!
まずは『山田うどん』改め「ファミリー食堂 山田うどん食堂」の状況から!
今回は、「ファミリー食堂 山田うどん食堂」松戸高塚店に行って来ましたので、そちらの様子からお伝えしますね。
「ファミリー食堂 山田うどん食堂」はチェーン店ですので、全体的な雰囲気はどの店舗に行っても大きく変わるということは無いかと思います。
「ファミリー食堂 山田うどん食堂」松戸高塚店の基本情報
店舗名 | 「ファミリー食堂 山田うどん食堂」松戸高塚店 |
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住所 | 〒270-2221 千葉県松戸市紙敷 1594-1 |
営業時間 | 6:00~23:00 |
駐車場 | 有り(大型車用のスペースも有) |
店舗情報 | 「ファミリー食堂 山田うどん食堂」店舗案内千葉県 |
「ファミリー食堂 山田うどん食堂」松戸高塚店は、国道464号線沿いの交差点に面している典型的なロードサイド店舗です。どの方向からでも看板が見えるので、近隣まで到達できれば迷うことはないはずです。
店舗ブランドを「山田うどん」から「ファミリー食堂 山田うどん食堂」に改称したのは、うどん以外のメニューも豊富な食堂のイメージを現わすためということなのですが、メニュー自体は、これまでも積極的に拡大してきていました。
メニューの多くが、「山田うどん」から「ファミリー食堂 山田うどん食堂」に引き継がれていますが、実態としては、うどん中心の定食屋さんに近いです。
たぬきうどん(冷)を実食
今回は、たぬきうどん(冷)を単品で注文してみました。
「ファミリー食堂 山田うどん食堂」では、うどん単品で食べている人って、ほとんど見かけないような気がするので.ちょっと度胸が要りますね…。汗
旧『山田うどん』時代から、麺のコシは一貫して柔らかめな感じですよね。
これはこれで、他の料理と組み合わせたりすると良く合ったりするので不思議ですw
今回は(冷)なので、温かいメニューよりも若干引き締まっていて美味しかったです!
香川県の『やまだうどん』はこんな感じ!
続いて、香川県の『やまだうどん』を見てみましょう!
まずロゴですが、案山子(かかし)がモチーフになっていて、いきなり『山田うどん』感がw
『やまだうどん』の基本情報
店舗名 | やまだうどん |
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住所 | 〒761-2204 香川県綾歌郡綾川町山田下3216-1 |
営業時間 | 9:30~14:00 |
駐車場 | 有り(大型車用のスペースも有) |
店舗情報 | 四国新聞社『やまだうどん』 |
こちらの『やまだうどん』は、見通しの良い場所にあり、目立つ看板も立っていますので、近隣まで行けば迷う心配はありません。駐車場も広く、アクセスも良好です。
ホームページは無いようですが、四国新聞社の紹介記事によると、2004年に創業ということです。
駐車場が広大で、大型車用のスペースも有ります。ここは典型的な讃岐うどん店とはちょっと変わっている部分です。(逆に言うと、ここも『山田うどん』に似ている)
店内はかなり広くて、観光バスなどでの来客にも十分対応可能なぐらいの客席数でした。
メニューは、天ぷら類とかおでんなどもあるのですが、中心はあくまで「うどん」そのものでした。ここは『山田うどん』とは違う点ですね。
揚げ玉、ネギと生姜がセルフ方式になっているなど、基本的な流れは、他の讃岐うどん専門店と同じです。
かまあげうどん(小)を実食
今回は、かまあげうどん(小)を実食しました。(小)というのは、1玉という意味です。
訪問したのが6月末で、香川県内の讃岐うどん専門店を巡ってみようという取材のなかで、この『やまだうどん』にも行っていたんですよね~
香川県の『やまだうどん』、こちらの「かまあげうどん(小)」は、麺がとても柔らかかったんですよね…。麺の食感は、埼玉の『山田うどん』にすごく似ていました!
具体的には、麺のコシは明らかに他の店舗よりも弱めでした。セルフオーダー方式とか、讃岐うどん専門店の流れを一通り踏襲してはいるのですけれども…。
ロゴ、看板、うどんの麺のコシ、この辺りが埼玉の『やまだうどん』にすごく似ているなぁと…。それでずっと気になっていたんですよね~
【似てます…よね?】埼玉県代表『山田うどん食堂』と本場香川県『やまだうどん』を比較♪まとめ
埼玉『山田うどん』と香川『やまだうどん』を比べてみましたが、いかがでしたか?
- 埼玉県と香川県はともに、うどんの産地ですが、数字で見ると香川県の実績が圧倒的に上です。
- とはいえ、埼玉には県民のソウルフード『山田うどん』がある!
- 『山田うどん』は、うどん単品中心ではなく、定食メニューも幅広く用意されています。
- ところで、先日の香川県取材で『やまだうどん』という店舗を発見していて…。
- 香川県の『やまだうどん』は、セルフオーダーの流れ以外は、埼玉県の『山田うどん』にすごく似ていました♪
もしかすると、『山田うどん』の初期の全国チェーンが、分離したあとも『やまだうどん』の看板を掲げ続けているのかな?などとも考えたのですが…。
※そのぐらい似ている感があったということなんです!
四国新聞社さんの記事で2004年創業ということは、過去の関係は無いということですね。2004年段階では、埼玉の『山田うどん』は、今とほぼ同じロゴだったと思いますので。
埼玉県の『山田うどん』ファンは、香川県に行くことがあれば、ぜひ香川県の『やまだうどん』にも行って見てください!
もしかしてココはパラレルワールド?という貴重な体験ができますよ~♪