10月25日は千葉県を中心に、広範囲にかなりの雨が降りました。
千葉県成田市のアメダスのデータを見ると、瞬間的には台風よりも雨が激しかったことが分かります。
事態は進行中ですが、ひとまず現時点までの状況を記しておきます。
成田アメダスでは瞬間的には台風15号を超える雨量を記録
アメダス(AMeDAS:Automated Meteorological Data Acquisition System:)とは、日本国内約1,300か所の気象観測所で構成される気象庁の無人観測施設「地域気象観測システム」の通称です。
成田航空地方気象台にも設置されていて、日々の気象情報を伝えてくれています。過去の記録も閲覧可能です。
台風15号(9月9日)の瞬間最大雨量は48mm
千葉県に大きな被害をもたらした台風15号(9月9日)ですが、成田アメダスの降水量は午前5時~6時にピーク雨量、48mmを記録していていることが分かります。
台風15号は雨だけでなく、強風が大きな被害をもたらす結果となりました。
台風19号(10月12日)の瞬間最大雨量は16.5mm
全国的に大きな被害をもたらした台風19号(10月12日)。千葉県については、比較的に直撃は免れた感があり、14時~15時に最大雨量、16.5mmとなっています。
台風15号との比較で言うと、体感的にも大体合致しているように感じます。
10月25日の瞬間最大雨量は50mm
今回の10月25日豪雨は、14時~15時にピーク雨量、50mmを記録していることが分かります。
アメダス成田のデータだけではありますが、瞬間的には台風15号を超える雨量を記録していたんですね…。
成田市三里塚付近の道路状況
千葉県成田市三里塚周辺の、10月25日の道路状況などを記録として残しておきますね。
瞬間的な雨量はかなり激しく、車で移動するのがかなり躊躇われる状況でした…。
9時20分前後、三里塚交番~三里塚御料郵便局にかけて
午後3時前、三里塚消防署前周辺
【10月25日豪雨】瞬間的には台風よりも雨が激しい状況でした…。まとめ
21時20分、銚子地方気象台より、千葉県成田市については洪水警報が解除されたことが発表されています。
一方、大雨警報はまだ継続していて、土砂災害への警戒も呼び掛けられています。今後の気象情報にくれぐれもご注意ください。
※23:30追記 銚子地方気象台23時17分発表、千葉県成田市の大雨警報が解除されました。