日本からも安くて早く行ける海外旅行先として人気の台湾!
台湾に行くなら、スマホ通信は現地のプリペイドSIMを購入するとお得です。
事前準備さえしっかり行って行けば、購入は非常に簡単です。
今回は、台湾の桃園国際空港でSIMカードを購入する方法を解説します!
【事前準備】スマートフォンのSIMロック解除が重要!
日本国内で使用しているスマートフォンは、SIMカードを入れ替えれば、そのまま現地で通信可能なスマートフォンとして利用することができます。
事前準備として最重要なのは、スマートフォンのSIMロックを解除しておくことです!
SIMロック解除にデメリット無し、気が付いた時に対処しておこう!
SIMロックを解除することにデメリットは無いので、特に海外渡航の計画が無くても、気が付いた時にSIMロック解除を済ませておくことをおすすめします。
SIMロックの解除方法については、次の記事を参考にしてください。
海外ローミング費用は1日あたり1000円~2000円程度
逆に言うと、渡航時点でSIMロックが解除できていなければ、海外ローミングを利用するしか方法はありません…。
国内主要キャリアの海外ローミング費用は次の通りです。
- NTTドコモ:980円/24h~
- au:980円/24h~
- ソフトバンク:1,980円/日~
海外ローミングとの費用比較とか、スマホの周波数帯の把握などについては、次の記事を参考にしてください。
台湾へのLCC便は「桃園国際空港」に発着
日本から台湾へは、LCC便を使うと非常に安く行くことができますよね。
今回は『世界観光の日』の取材で台湾の台北市に行ってきましたので、その模様をお伝えします。
「桃園国際空港」は日本の成田空港の位置づけ
- 台湾桃園国際空港(成田空港的な位置づけ)
- 台北松山空港(羽田空港的な位置づけ)
ところで、台北市にアクセスできる国際空港としては、2つの空港(桃園国際空港と松山空港)があります。
桃園国際空港と松山空港の関係は、日本でいうと、ちょうど成田空港と羽田空港の関係に似ています。
桃園国際空港は台北市の中心部からはちょっと距離がありますが、広大な敷地を活かして基本的に国際線中心の国際空港として機能。
日本と台湾(台北)を結ぶLCC便も、桃園国際空港に発着することになります。
松山空港は台北市内にあり立地的な利便性は高いのですが、基本的に国内線中心の空港として機能しています。
「桃園国際空港」はMRT開通で非常に便利に
桃園国際空港は、国際空港として計画・建設されたものでしたが、台北市とのアクセスが弱いという弱点は長年の課題だったんですよね…。
というのも、台北市内に入るための鉄道が整備されておらず、リムジンバスとかタクシーで台北市内に移動する必要があったんです。
このため、日本のエアラインでも、JAL・ANAともに羽田~松山便を運航していて、台湾へのビジネス利用では定番路線となっていました。
もちろん台湾当局も対応は進めていて、2017年3月2日に、桃園空港と台北市内を結ぶ桃園機場捷運が開業!
台北市内の地下鉄網である台北MRTとは、正確には運営母体が違うのですが、実用上は台北MRTの空港路線として利用可能です。
桃園機場捷運(MRT空港線)が開通したことで、桃園国際空港から台北市内への移動は非常に便利になりました!
「桃園国際空港」を出て右手にSIM売り場が並ぶ
「桃園国際空港」で現地プリペイドSIMを購入する流れは、大きくは次の2つです。
- SIM売り場を見つける
- SIMを購入する
順を追って解説して行きますね!
「桃園国際空港」を出て右手にSIM売り場が並ぶ
LCC便の多くが「桃園国際空港」の第1ターミナル発着となっています。(バニラエアも第1ターミナル発着です)
当記事は、「桃園国際空港」の第1ターミナルでのSIM購入の流れを解説して行くという点にはご注意ください。
第1ターミナル出口をでて、右手に「電信服務(Telecommunication service)」があるのですが、ココが現地プリペイドSIM売場です!
現地プリペイドSIMの購入手順
- 台湾3大キャリア(中華電信・台湾大哥大・遠傳電信)から選択
- 選択した通信会社の窓口に行く
- パスポートを渡して書類にサイン
- 通信状況を確認して購入費用を支払う
- 元のSIMを受け取ることを忘れずに!
現地プリペイドSIMの購入手順は、大きくはこの流れで進みます。
最近のスマートフォンはマルチバンド対応しているので、台湾3大キャリア(中華電信・台湾大哥大・遠傳電信)のどれを選んでも問題無いと思われますが、とくにちょっと古めの機種を使っている場合などは対応状況を調べて行った方が無難かもしれません。
スマホの周波数帯の把握については、高雄訪問時の記事でもコメントしています。
【Step①】台湾3大キャリア(中華電信・台湾大哥大・遠傳電信)から選択
台湾3大キャリア(中華電信・台湾大哥大・遠傳電信)の料金水準はほぼ同一で、とくに3日間プランは300台湾ドルで横並びです。
「中華電信」が最大手なので、「台湾大哥大」と「遠傳電信」は対抗上、5日以上のプランでは「中華電信」よりも若干安い場合もあります。
各ブースの写真を参考にしてみてください!
【Step②】選択した通信会社の窓口に行く
今回は台湾大哥大(Tiwan Mobile)を選択しました。
3日間プランで、300台湾ドル。1台湾ドル=3.6円のレート計算の場合、1,080円で済み、日本の主要キャリアの海外ローミング費用の約3分の1です!
【Step③】パスポートを渡して書類にサイン
購入するプランをお伝えすると、パスポートを提示するように求められます。
自分で交換する場合を除いては、この段階でスマートフォンも一緒に渡してOKです。
受付のお姉さんが神業のようなスピードでSIM交換してくれます♪
【Step④】通信状況を確認して購入費用を支払う
通信状況を確認したら、購入費用を支払いましょう。
「桃園国際空港」の電信服務(Telecommunication service)では、クレジットカードが使用可能でしたので、この段階では特に現地通貨を持っていなくても大丈夫です。
【Step➄】元のSIMを受け取ることを忘れずに!
最後に、元から入っていたSIMを受け取ることを忘れないでください!
パスポートを受け取ることを忘れてしまう人はいないと思いますが、元々入っていたSIMにまでは気が回らないかも知れませんので、その意味でも要注意です。
元々入っていたSIMを紛失してしまうと、日本に帰って来てから通信できなくなってしまいます。(SIMを無くすというのは、スマホを無くすというのとほぼ同じ意味です)
各通信会社では、何らかのかたちで紛失しないような工夫を施して渡してくれます。くれぐれも元SIMを無くさないように注意してくださいね!
台湾桃園国際空港でプリペイドSIMカードを購入する方法を解説!まとめ
台湾桃園国際空港で、現地プリペイドSIMカードを購入する方法を解説してきましたが、いかがでしたか?
- 日本からも安くて早く行ける海外旅行先として人気の台湾!
- 台湾に行くなら、スマホ通信は現地のプリペイドSIMを購入するとお得です。
- 日本の主要キャリアの海外ローミングを利用する場合と比べて、約3分の1の費用で済みます。
- 海外のプリペイドSIMを利用するためには、自分が使用しているスマホをSIMロック解除しておくことが必要です。
- 元々入っていたSIMは紛失しないように気を付けましょう!
海外で現地のプリペイドSIMを購入すると聞くと、ちょっとハードルが高いように感じる人もいるかも知れませんが、やってみると非常に簡単だということが実感できると思います。
料金も安く、通信速度も早くて快適。これを利用しない手はありません!
台湾はいろいろな局面で日本語がそれなりに通じますので、海外プリペイドSIMデビューする場としても最適では無いかと思います。
台湾に旅行する際には、ぜひ現地のプリペイドSIMを利用してみてください♪