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【要注意】NTTドコモが新料金プラン導入!家族でシェアパック共用の場合、値上げとなる人も!?

ドコモショップ成田土屋店
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編集長より子
編集長より子
『お金節約.com』編集長「より子」です。

2019年4月15日、NTTドコモが新料金プランを発表!

政府が進めてきた『携帯値下げ法案』も成立、主要キャリアの料金プランというカタチになって見えてきた状況です。

今回の新料金プランは、全体としては「値下げ」なのですが、家族でシェアパックを共用している場合は要注意!

家族内の料金配分が変わることで、家族のなかで値上げとなる人が出るケースも考えられるんです。

NTTドコモの新料金プランで、何がどう変わるのか?

特に家族でシェアパックを共用している場合の注意点を解説します!

最大4割安くなる!?NTTドコモの新料金プラン

NTTドコモの新料金プラン

2019年4月15日、NTTドコモが新料金プランを発表しました。

新料金プランは、5月22日(水)予約受付開始、6月1日(土)から提供が開始されます。

NTTドコモの新料金プランの柱は次の3点です。

  1. 通信契約を前提に端末代金を割引く「セット割り」は廃止
  2. 通信料金プランは大容量向け「ギガホ」と中低容量向け「ギガライト」の2つ
  3. 音声通話オプションは3パターン

それぞれについて順に解説します。

端末代金割引サービスは5月31日で新規受付終了

今回のNTTドコモの新料金プランは、政府が主導する『携帯値下げ法案』の意向に沿ったものですので、通信料金と端末代金の分離は、そもそもの大方針となります。

これまでの「docomo with」、「月々サポート」、「端末購入サポート」などの端末代金割引サービスは5月31日で新規受付が終了します。

これはあくまで新規受付の終了であり、現在の契約者は引き続き利用可能です。強制的に切り替わるわけでは無いので、そこは安心して下さい。

NTTドコモでも、スマホ端末の販売自体は継続するものと思われますが、少なくとも料金体系は新規契約分からは完全に別になるということですね。

ここから先は、端末代金から分離される通信料金について解説します。

通信料金プランは「ギガホ」と「ギガライト」の2つに大別

通信料金プランは、大容量通信向けの「ギガホ」と、中低容量通信向けの「ギガライト」の2つに分かれます。

どちらも、家族間国内通話無料の音声プラン、spモード、データ通信をワンパッケージにした料金プランとなります。

「ギガホ」は事実上インターネット使い放題プラン

NTTドコモの新料金プラン「ギガホ」

「ギガホ」は、月間30GBを固定料金で利用でき、30GBを超過した後は最大通信速度が1Mbpsになるプランです。

現状の最上位プラン、「ウルトラデータLLパック」は30GBを超えるとリミットモードという128kbps通信になってしまい、非常に遅くなってしまいます。

「ギガホ」は30GBを超えた後も、1Mbpsで通信できるので、非常に快適とは言えないまでも、実用的に利用可能な範囲には収まっています。事実上インターネット使い放題プランと言って良いでしょう!

料金は1回線時で月額6,980円、ファミリー割引などで3回線以上利用する場合は月額5,980円となります。

現状の最上位プラン、「ウルトラデータLLパック」が月額8,000円(spモード料金などは別途必要)なので、新プラン「ギガホ」の最大割引ケースと現行プランを比較すると約3割引になるという説明になっているんですね。

「ギガライト」は段階制(1GB・3GB・5GB・7GB)

NTTドコモの新料金プラン「ギガライト」

「ギガライト」は、通信容量が、1GB・3GB・5GB・7GBの4段階に分かれた段階制の料金プランです。

「ギガライト」の場合は、それぞれ決められたデータ量を超過してしまうと、通信速度が128kbpsに減速してしまいます。事実上、インターネットは使えない速度ですね…。ここは「ギガホ」と大きく異なる点なので注意しましょう!

「ギガライト」の月額料金は1回線の場合で、2,980円(1GB)、3,980円(3GB)、4,980円(5GB)、5,980円(7GB)です。

ファミリー割引などで3回線以上利用する場合は、1,980円(1GB)、2,980円(3GB)、3,980円(5GB)、4,980円(7GB)です。

現状の「ベーシックパック1GB」は月額2,980円(spモード料金などは別途必要)なので、新プラン「ギガライト」の最大割引が入った1GB料金と現行料金を比較すると約4割引きになるという説明になっています。

音声通話料金は3パターン

  1. 国内通話は30秒につき20円課金が基本
  2. 5分通話無料オプション(月額700円)※5分を超えると30秒につき20円課金
  3. かけ放題オプション(月額1700円)

音声通話はこちらの3パターンです。

前提として「ファミリー割引」グループ内の国内通話は無料で、これは、「ギガホ」「ギガライト」に含まれていますし、全ての通話オプションでも有効(無料)になります。

音声通話オプションの基本は、国内通話は30秒につき20円の料金がかかること。(ただし「ファミリー割引」グループ内の国内通話は無料)

次に「5分間通話無料」というオプションですが、月額700円で、5分を超えた場合は30秒につき20円の料金がかかるプランです。(ただし「ファミリー割引」グループ内の国内通話は無料)

最上位にあるのが「かけ放題オプション」です。月額1,700円で国内通話無料となります。

家族でシェアパックを組んでいる場合は要注意

今回の新料金プランの導入は、全体としては『値下げ』方向での料金改定です。

新料金プランに切り替わったとしても、それで料金が高くなるということは無いのですが、一つだけ問題になりそうな部分があるんです。

現在、家族でシェアパックを組んでいる場合、家族のなかで料金が高くなる人が出てくる可能性があります!

シェアパックを組んでいる家族内で料金が高くなる人も!

家族でシェアパックを組んでいる人は要注意「ギガホ割り」は、期間中に「ギガホ」に加入すると最大6か月間、月額1,000円割引されるキャンペーンです。

現在、家族でシェアパックを組んでいる場合、家族全体としては利用料金が安くなるのですが…。新料金プラン導入後は、家族内の料金配分が変わるんです!

NTTドコモの広報資料のご家族モデルを例に説明しますね。このケースの場合、現在の料金配分は次のようになっています。

  • お父さん:13,580円
  • お母さん:1,780円
  • 娘さん:1,780円

つまり現状では、料金の大部分が、メイン契約者であるお父さんの料金として計上されているわけです。

これが新プラン導入後には、次のように変わります。

  • お父さん:3,980円(9,600円の値下がり
  • お母さん:1,980円(200円の値上がり
  • 娘さん:4,980円(3,200円の値上がり

お父さんは嬉しいですが、娘さんにとっては衝撃の値上げということになりますよね…。

現在シェアパックを組んでいても、料金の支払いは家族ひとり一人個別に行っているというケースも少なくないですよね。

ゴールデンウィークで家族が集まった際にでも、家族内での料金配分をどうするか、相談してみると良いのではないかと思います。

【要注意】NTTドコモが新料金プラン導入!家族でシェアパック共用の場合、値上げとなる人も!?まとめ

NTTドコモが新料金プランを発表!家族でシェアパックを共用している場合、家族のなかには値上げとなる人が出る可能性があることをお伝えしましたが、いかがでしたか?

今回紹介したこと
  • 2019年4月15日、NTTドコモは新料金プランを発表!
  • 新料金プランでは、通信料金と端末代金が完全に分離されることになります。
  • 通信料金は「ギガホ」と「ギガライト」の2つに大別されますが、全体として安くなる値下げ方向での料金改定です。
  • 現在、家族でシェアパックを共用している場合は要注意!
  • 家族全体としては値下げとなりますが、家族のなかには値上がりとなる人が出る可能性があります。

NTTドコモの新料金プランは、全体としては値下げとなりますので、その意味では嬉しいものです。料金体系も、だいぶシンプルに分かり易くなったと思います。

NTTドコモでは、料金収入が最大4000億円減少するという予測を立てていますので、ユーザー全体としてかなり恩恵があることは間違いありません。

ただし、現在、家族でシェアパックを共用している場合は要注意!

家族全体では値下げでも、家族のなかでは料金が高くなる人が出る可能性もあります。

ここだけは、注意を払っておきましょう!

NTTドコモの料金見直し
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