【台風15号関連の地域情報】千葉県成田市の防災情報まとめ

停電関係は東京電力の公式プレスリリースを参考に

2019年9月9日未明から、台風15号の影響で関東地方の広範囲で停電が発生しています。

9月10日午前中10時の段階では、千葉県全域で約57万4400軒が停電状況にあります。現状、市民生活に最も影響を与えているのは停電と言ってよいかと思います。

公式情報がどこにあるのか、分かり難い部分もあるので、お伝えしておきますね。

【公式情報】東京電力のプレスリリースで復旧計画を公表

最も基本的な一次情報は、東京電力ホールディングスのプレスリリースにて発信されています。

一日に何度か『停電の復旧計画』として進捗状況が公開されていますが、9月10日午前10時の段階では、9月10日午前5時発表分が最新情報です。

9月9日23時発表の段階では千葉県全域で「確認中」でしたが、午前5時段階では、復旧計画の予定が示されていますので、参考になるかと思います。

9月10日午前5時発表分の『停電の復旧計画』

東京電力ホールディングスのプレスリリース「9月10日午前5時発表分」を見ると、9月10日の復旧計画が明記されている場所は、当初被害が大きいとされた千葉県南部が多いことが分かります。

千葉市以北の復旧は、多くが9月11日以降となっていることは確認して置いた方が良いかと思います。

リンク先とともに、画像データを添付しておきます。

日中の停電情報の推移は東京電力パワーグリッド情報より

東京電力ホールディングからの公式発表（プレスリリース）は、ある意味で静的な定時情報です。(緊急度を考慮して、現状の更新頻度は高くなっていますが)

日中の停電情報の推移は、東京電力パワーグリッドが発信している停電情報から確認することができます。

現状数分置きに更新されているようです。

このように使い分けると良いかと思います。

【地域の防災情報を確認】成田市の防災情報事例

成田市の防災情報については、別の記事にまとめていますので、総合的にはそちらを参考にしてください。

※成田市以外の地域の方についても、自治体は必ず防災関連の情報を発信していますので、自分が住んでいる自治体の防災情報を参照されると良いかと思います。

【防災の日保存版】成田市の防災情報をコンパクトに網羅した『成田市防災マップ』9月1日は「防災の日」ですね。近年、日本では、地震だけでなく、台風・豪雨など天候による災害も増えてきています。成田市では防災情報をコンパクトに網羅した『成田市防災マップ』を発行しています。防災の準備事項が一通り網羅されていますので、一度は目を通しておくことをおすすめします！...

【推奨①】『なりたメール配信サービス』への登録

別記事でもご紹介していますが、『なりたメール配信サービス』への登録はぜひ行っておくと良いです。

最新情報では、停電の長期化が予想されるため、成田市中央公民館で避難所を開設したことが告知されています。

【推奨②】『成田市防災情報ツイッター』をフォロー

Tweets by bousai_narita

成田市の防災情報をリアルタイムに確認するためには、『成田市防災情報ツイッター』をフォローしておくこともおすすめします。

【交通情報】JR成田線・京成線・東関東自動車道が復旧

台風15号の影響として、成田空港が「陸の孤島」となったことも大きく報道されました。

鉄道（JR線・京成線）が止まり、高速道路（東関東自動車道）も事故発生により通行停止となったことで、9月9日の成田空港は身動きが取れない人々で溢れ返っていました。

9月10日からは、遅延を伴いつつも、JR線・京成線ともに運行を再開、東関東自動車道の事故処理も終わり通行が再開しています。

【台風15号関連の地域情報】成田市の防災情報まとめ

台風15号関連の地域情報として、千葉県成田市の地域情報をまとめてみました。

昨日は台風一過の成田市内を取材で一通り回っていたのですが、強風による看板の破損が多く見られ、停電により信号が点灯していない箇所も発生していました。

点灯はしていても、強風で信号機の向きが大きく変わってしまっていて、事実上、無信号状態になっている交差点もあり…。

成田市内では通行不可能な道路も発生していて、市内の道路の各所で渋滞が発生しています。車で移動される際には、十分お気を付けください。

東京電力が発表している公式情報を見る限りは、千葉県の停電状況が回復するまでには、一定の時間がかかることも想定されます。

地域の防災情報を十分把握して、今後に備えましょう。