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三昧塚古墳(茨城県行方市)は歩いて登れる前方後円墳!

三昧塚古墳(茨城県行方市)
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編集長より子
編集長より子
『お金節約.com』編集長「より子」です。

仁徳天皇稜古墳の世界遺産登録などもあって、何気に注目されている前方後円墳

前方後円墳がどのようなものか理解するためには、実際に観て、登ってみるのが一番です!

今回は、茨城県行方市の『三昧塚古墳』に行って見ました。

『三昧塚古墳』は、三昧塚古墳農村公園のなかにある復元墳丘ですが、周囲の見通しが良く、前方後円墳の姿をはっきりつかむことができます。

茨城県行方市の『三昧塚古墳』訪問レポートです♪

三昧塚古墳は築造当時の姿を再現した復元墳丘

三昧塚古墳は築造当時の姿を再現した復元墳丘三昧塚古墳保存整備の碑文

三昧塚古墳は、築造当時の姿を再現した復元墳丘です。

残っている資料等から、可能な限り築造当時の姿を再現しているということですが、現代に人為的に復元されたものだという点は理解しておく必要がありますね。

それでも、復元工事が行われたのが比較的最近ということもあり、交通アクセス含めて、快適に見学できるのはとても有難いと思います。

三昧塚古墳の基本情報

墳墓名 三昧塚古墳(さんまいづかこふん)
住所 〒311-3508 茨城県行方市沖洲467-1-外
築造 5世紀中~後半頃(推定)
被葬者 不明
史跡指定等 1990年(平成2年)古墳域が行方市指定史跡に指定
2018年(平成30年)出土品が国の重要文化財に指定
ホームページ 行方市『三昧塚古墳(市指定史跡)』

三昧塚古墳は、霞ケ浦湖畔を走る国道355号線沿いにあります。周囲が開けているので、近隣に近づくことができれば迷うことはありません。位置的にはJR常磐線と茨城空港のほぼ中間地点にあり、車で行くことを想定した史跡となります。

駐車場も整備されていて、大型車が駐車できるスペースも3台分程度は確保されています。総じて、古墳の規模と比較して交通アクセスについては十分配慮されていると言って良いと思います。

三昧塚古墳に行く時の注意事項【トイレ・売店・自販機など全て無し】

ファミリーマート行方玉造店ファミリーマート行方玉造店

三昧塚古墳に行く時の注意事項としては、古墳がある三昧塚古墳農村公園には、トイレ・売店・自販機などが一切ありません。

事前にコンビニなどに立ち寄ってから向かうことをおすすめします。

【下り方向】ファミリーマート行方玉造店が最寄

店舗名 ファミリーマート行方玉造店
住所 〒311-3512 茨城県行方市玉造甲561番地1
三昧塚古墳までの距離 約7.5km
店舗ホームページ ファミマップ「行方玉造店」

千葉方面から北上して向かう場合は、ファミリーマート行方玉造店が最寄コンビニとなります。実際、今回はこちらの店舗に立ち寄ってから行って見ました。

【上り方向】ファミリーマート小美玉下馬場店が最寄

店舗名 ファミリーマート小美玉下馬場店
住所 〒311-3426 茨城県小美玉市下馬場382-5
三昧塚古墳までの距離 約850m
店舗ホームページ ファミマップ「小美玉下馬場店」

千葉方面に南下して向かう場合は、ファミリーマート小美玉下馬場店が最寄コンビニとなります。こちらは三昧塚古墳から1km弱の距離にありますので、緊急時の利用店舗として想定しておいても良いかも知れません。

三昧塚古墳に実際に登ってみました

三昧塚古墳前方・後円の配置としてはこのような感じです!

それでは、三昧塚古墳に実際に登ってみた状況を、写真を中心にレポートしますね!

前方後円墳というからには、前方つまり前が箱型で、後円つまり後が円形となります。

順路が明確に示されているわけでは無いのですが、入口に近いのが「後円」部となり、雰囲気的に「後円」に登ってから「前方」に移動する流れのように感じました。

今回はその流れでレポートします!

三昧塚古墳の駐車場には各種説明プレートが

三昧塚古墳の駐車場説明プレートが並ぶ入り口部分。「後円」の丘陵形状が良く分かりますね!
三昧塚古墳の駐車場に立つ説明プレート三昧塚古墳の概要を説明するプレートが用意されています。
三昧塚古墳の駐車場150分の1のミニチュア模型も設置。
三昧塚古墳の入口入口は「後円」部近くに開いています。

三昧塚古墳の「後円」部

三昧塚古墳の「後円」部ちょっと右手に回ると、階段が見えてきます。
三昧塚古墳の「後円」部滑り降りたりするのはNGということですね…。
三昧塚古墳の「後円」部頂上まで階段が続きます!
三昧塚古墳の「後円」部段々部分の様子も良く分かります。
三昧塚古墳の「後円」部「後円」部の頂上にも説明プレートが設置されています。
三昧塚古墳の「後円」部被葬者の発見状況などを描いているんですね。
三昧塚古墳の被葬者ここで発見された出土品は国の重要文化財に指定されています。

三昧塚古墳の「前方」部

三昧塚古墳の「前方」部「後円」部から「前方」部を眺めるとこのような感じです。
三昧塚古墳の「前方」部「前方」部に到着。ここから「後円」部を望むとこのような感じに見えます。
三昧塚古墳の「前方」部霞ケ浦もすぐ近くに見えます。
三昧塚古墳の「前方」部遠くには筑波山も望むことができます。
三昧塚古墳の「前方」部「前方」部を階段で下ります。
三昧塚古墳の「前方」部下から「前方」部を仰ぎ見るとこのような感じです。

三昧塚古墳の全景を確認

三昧塚古墳の全景を確認「前方」部を降りた近くには、休憩スペースも設けられています。
三昧塚古墳の全景を確認このアングルで見ると、前方後円墳らしく見えますよね!
三昧塚古墳の全景を確認真横から見ることも出来ます。写真右が「前方」部、左が「後円」部です。
三昧塚古墳の全景を確認ぐるっと周囲を巡って、「後円」部から全体を眺めます。

三昧塚古墳(茨城県行方市)は歩いて登れる前方後円墳!まとめ

三昧塚古墳の全景を確認茨城空港を離陸した旅客機の姿が!

三昧塚古墳を歩いて登ってみたレポートはいかがでしたか?

今回紹介したこと
  • 『三昧塚古墳』は、茨城県行方市の三昧塚古墳農村公園のなかにある復元墳丘です。
  • 周囲の見通しが良く、前方後円墳全体の姿をはっきり目視することができます。
  • 『三昧塚古墳』は、復元工事が行われたのが比較的最近ということもあり、交通アクセス含めて、快適に見学できます。
  • 階段が設けられていて、「後円」部・「前方」部、それぞれの頂上に登ることができます。
  • 『三昧塚古墳』がある三昧塚古墳農村公園には、トイレ・売店・自販機などが一切ありませんので、事前にコンビニなどに立ち寄ってから向かうことをおすすめします。

三昧塚古墳は、全長88.2mと比較的コンパクトなので、前方後円墳がどのようなものか、全体の姿をつかむのにちょうど良い大きさだと思います。

地元の小中学校などでは見学・遠足の必須ポイントになっているのでは…。

ものすごいエンターテイメント性は無いのですけれど、歴史好き・史跡好きの人には興味深いスポットではないでしょうか。

ただし、『三昧塚古墳』がある三昧塚古墳農村公園には、トイレ・売店・自販機などが一切ありませんので、事前にコンビニなどに立ち寄ってしっかり準備してくださいね!

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