千葉県成田市が発行する「なりた地域応援プレミアム付商品券」の申込が先日締め切られましたが…。
追加募集(第2次募集)が実施されることになりそうです。
初回の応募者数が1万件弱の申込となる見通しで、販売予定数を下回ることが確定的となっているためです。
千葉県成田市が「なりた地域応援プレミアム付商品券」の追加募集を実施することをお伝えします。
『なりた地域応援プレミアム付商品券』の応募結果
千葉県成田市が発行する「なりた地域応援プレミアム付商品券」の申込が先日締め切られましたが、成田市の新型コロナウイルス感染症対策本部会議の議事録で、応募状況が明らかとなりました。
最初の募集では販売予定数に満たず、第2次の募集が行われることになりそうです。
【議事録】成田市新型コロナウイルス感染症対策本部会議
成田市では、新型コロナウイルス感染症対策本部会議の議事録を公開しています。
7月29日に最新の第58回会議の議事録が公開されましたが、ここで「なりた地域応援プレミアム付商品券」の申込状況についても言及されています。
- 応募数は1万件弱
- 応募者全員を当選とし購入可能とする
- 販売予定数に満たず第2次募集を行う
ざっくり言うとこのような状況だったようです。
初回応募では販売予定数量の50%に届かず
一つの申込で最大5冊まで申込可能だったわけですから、応募総数が1万件弱ということは、冊数で言うと5万冊弱が理論値の上限です。
「なりた地域応援プレミアム付商品券」の発行冊数は10万冊でしたから、販売予定数量の50%に届かなかったことが分かります。
支払金額の1.3倍の商品券が貰えるわけですから、経済的なメリットは明らかなのですけれども…。
- 外出する機会が減っていることで知らない人も多い
- 利用可能店舗が分からないことによる不安
- 前払いでの出費は抑えたいという心理
などなど、いくつかの条件が重なった影響だろうかと思われました。
「なりた地域応援プレミアム付商品券」制度の概要については、詳しくは次の記事で解説しています。
『なりた地域応援プレミアム付商品券』の追加募集
「なりた地域応援プレミアム付商品券」は、新型コロナウイルス感染症対策のひとつです。ブレーキとアクセルの関係で言うと、アクセルの側に類する施策ですね。
商品券は成田市内で使用されることになりますので、地域経済の振興のためにも、成田市としても多くの人に利用してもらいたい制度であることは間違いありません。
追加募集が実施されることは確実
新型コロナウイルス感染症対策本部会議の議事録にも記載されていますが、「なりた地域応援プレミアム付商品券」の第2次募集が実施されることは確実と言って良いかと思います。
初回募集を経た段階でも「なりた地域応援プレミアム付商品券」が50%以上売れ残ることは確実な状況ですから、第2次募集に当選する可能性もかなり高いのでは無いでしょうか。
第2次募集から先がどうなるのかについては、現時点では不明です。
予算措置が取られている以上は全数消化に向けて動くことになるでしょうから、どうしても余ってしまう場合には、重複応募などが認められる可能性も出てくるかも知れません。
この点は今後の動きを追っていきたいと思います。
8月初旬の取扱店舗(利用可能店舗)発表が鍵か
8月初旬に予定されている取扱店舗の発表は、一つの鍵になりそうな気もします。
利用可能店舗が全く分からない状態で、最大5万円の応募をすることには抵抗を感じた人がいることも間違い無いはずです…。
取扱店舗の募集は、8月3日で一旦締め切られる予定となっていて、その後『成田市商品券特設ウェブサイト』にて公開されることになります。
せめて主要なスーパー各店とか、ショッピングモールで利用できることがあらかじめ把握できれば、かなり安心して応募できるのではないかと思います。
気になる人は、定期的に次のリンク先を確認してみてください。
【追加募集実施】なりた地域応援プレミアム付商品券の応募者は定数割れの見込み【まとめ】
なりた地域応援プレミアム付商品券の応募者は定数割れとなり、追加募集が実施される見通しであることをお伝えしました。
- 「なりた地域応援プレミアム付商品券」は、成田市が発行する、地域経済の振興を目的とした商品券です。
- 申込は先日締め切られましたが、追加募集(第2次募集)が実施されることになりそうです。
- 7月29日に最新の第58回会議の議事録が公開されましたが、「なりた地域応援プレミアム付商品券」の申込状況についても議論されています。
- 初回の応募数は1万件弱で、販売予定数量の50%に届かなかったことが分かります。
- 第2次募集が行われることは確実な状況ですが、8月初旬に予定されている取扱店舗の発表は、一つの鍵になりそうな気もします。
「なりた地域応援プレミアム付商品券」は、経済的なメリットは明らかなものですが、初回募集で定数に満たなかったことは意外な気もしました。
成田市の成人人口は約10万人~11万人弱と言ったところですから、およそ1人1冊申込んだ場合にほぼ定数10万冊に到達することになります。
行政側としては公平性を担保しないわけにはいかないでしょうから、成人1人1冊規模で予算化したような気がするのですよね…。
いずれにしましても、第2次募集が実施されることは確実な状況です。
初回は応募を見送った人も、利用可能店舗の状況などを確認しつつ、ぜひ再検討して見てはいかがでしょうか。