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郵便局で切手や郵便料金支払い等のキャッシュレス決済が可能に【千葉県では7月14日に一斉導入】

郵便局で郵便料金や切手・印紙などのキャッシュレス決済が拡大【千葉県では7月14日に一斉導入】
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編集長より子
編集長より子
『お金節約.com』編集長「より子」です。

日本郵便では、2月3日(月)から一部郵便局の郵便窓口でキャッシュレス決済を導入していました。

当初は限られた郵便局で実施し、その後全国に拡大させる計画だったのですが、例の国難に直面。

新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、延期となっていたのです…。

今回改めて都道府県単位の導入スケジュールが示されました。千葉県では7月14日に一斉導入となります。

郵便局で切手や郵便料金支払いなどのキャッシュレス決済が利用可能となることをお伝えします!

郵便局でのキャッシュレス決済導入の経緯

郵便局でのキャッシュレス決済導入には、かなりの時間を要することになりました。

最初の発表時から考えても、対応完了までにほぼ丸2年かかる計算となります。新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受けた事情はありますが、率直にかなり長い時間がかかっている印象ではありますね…。

まずは、当初の計画発表から、導入のスケジュール決定までの流れを追ってみましょう。

【2018年9月】キャッシュレス決済導入決定を公表

2018年9月10日、日本郵便は郵便窓口の支払い方法として、キャッシュレス決済を導入することを発表。

導入時期はこの時点で、『2020年2月(予定)以降、順次導入』と定められていました。

決済種類や利用対象となる商品についてもこの段階で決まっていて、この時点で制度の概要がほぼ固まっていたことが伺えます。

【2019年10月】取扱決済手段・導入局決定を公表

2019年10月25日、日本郵便は、郵便窓口のキャッシュレス決済で取り扱う決済ブランド、および初期の導入局を発表。

初期の導入局(65局)にて、2020年2月3日(月)キャッシュレス決済を取扱い開始とすることを公表しました。

サービスの詳細は、この時点で確定しています。

発表時点では、2020年5月から約8500局で導入を予定するとしていましたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、このタイミングでの導入は延期となっていました。

【2020年6月】キャッシュレス決済導入局拡大の日程公表

2020年6月26日、日本郵便は、延期していた約8500局へのキャッシュレス決済の導入を、2020年7月7日(火)から順次開始・拡大することを発表。

7月7日(火)から毎週火曜日に、都道府県単位で導入局を拡大。都道府県によっては数週に分割導入されるケースもあり、最終的には、8月25日(火)をもって完了。

2018年9月のキャッシュレス決済導入発表から、ほぼ丸2年をかけて一連の導入作業が完了することになります。

郵便局の郵便窓口で利用できるキャッシュレス決済

郵便局の郵便窓口で利用できるキャッシュレス決済について、対象商品や利用可能な決済ブランドなど、具体的な内容をご紹介しておきますね。

郵便局を良く利用する人は、一通り確認しておくと良いように思います。

キャッシュレス決済を利用できる商品・サービス

  • 郵便料金または荷物(ゆうパック、ゆうメールなど)運賃
  • 切手、はがき、レターパックなどの販売品 ※ただし切手販売は1回の取引において10万円が上限額
  • カタログ、店頭商品などの物販商品

郵便局の郵便窓口にてキャッシュレス決済を利用できる商品・サービスは上記の通りです。

基本的に、日本郵便が主体となって提供するサービス・物販品については、キャッシュレス決済が利用可能になると考えて良いでしょう。

ただし切手代金については、1回の取引において10万円が上限額と定められています。

【注意】キャッシュレス決済を利用できない商品・サービス

  • 印紙
  • 宝くじ
  • 代金引換郵便物等の引換金
  • 税付郵便物の関税
  • 地方公共団体事務(各種証明書等の交付、バス回数券の販売などの受託事務)

郵便局の郵便窓口にてキャッシュレス決済を利用できない商品・サービスについても定められています。

郵便窓口で購入できるサービス・商品の全てについてキャッシュレス決済が適用されるわけでは無いことには注意しましょう!

郵便窓口で利用可能な決済ブランド

郵便窓口で利用可能な決済ブランドは、上記一覧の通りです。

郵便局への都道府県別の導入スケジュール

日本全国約8500の郵便局へのキャッシュレス決済の導入は、7月7日(火)から8月25日(火)まで、毎週火曜日に順次導入が実施されます。

各都道府県単位での導入となり、例えば千葉県では7月14日(火)に一斉導入となることがわかります。

※東京都や神奈川県のように、3度(3週)に分けて導入される都道府県もあります。

また、日本全国すべての郵便局の郵便窓口でキャッシュレス決済が導入されるわけではないことにも注意が必要です。

2020年6月末時点で、日本郵便が運営する直営郵便局は20,061局となりますが、キャッシュレス決済が導入されるのは、先行している65局と合わせても合計8,506局です。

約4割の郵便局にてキャッシュレス決済が導入されるということですね。

キャッシュレス決済の導入を予定している郵便局については、次のリンクから確認してください。

郵便局で郵便料金や切手・印紙などのキャッシュレス決済が可能に【千葉県では7月14日に一斉導入】まとめ

郵便局で利用可能なキャッシュレス決済が拡大されることをお伝えしました。

今回紹介したこと
  • 日本郵便では、2月3日(月)から郵便局の郵便窓口でキャッシュレス決済を導入していました。
  • 当初は限られた郵便局で実施し、その後全国に拡大させる計画でしたが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、延期となっていました。
  • 今回改めて導入スケジュールが示され、7月7日(火)から8月25日(火)にかけて、順次導入されることになりました。
  • 都道府県単位での導入となり、例えば千葉県では7月14日(火)に一斉導入となります。
  • 郵便窓口でのキャッシュレス決済は、利用できない商品・サービスもありますので、あらかじめ対象を確認するようにしましょう。

郵便局の郵便窓口で、切手や郵便料金支払いなどにキャッシュレス決済が利用可能になることは、利用者にとって非常に助かる施策と思います。

日本全国の郵便局で導入スケジュールも定められており、利用可能な商品・サービスに一定の制限もありますので、導入前にいちど確認しておくことをおすすめします!