台湾の台北市で開催された、第7回台北国際動漫節(TICA)に参加してきましたので、その様子をレポートします。
台北国際動漫節(TICA)は、台湾で開催される、漫画・アニメの総合イベントで、今年で第7回を迎えます。
会場は現地ファンの熱気であふれていました!
第7回台北国際動漫節(TICA)参加体験記~その1~です♪
台北国際動漫節(TICA)の規模感を日本のコミケと比較
台北国際動漫節(Taipei International Comics & Animation Festival:略称TICA)は、アジア最大級の漫画やアニメなどの一大イベントです。
今回で第7回目の開催となる台北国際動漫節を訪問して来ましたので、その模様をレポートします!
第7回台北国際動漫節(TICA)の基本情報
イベント名 | 第7回台北国際動漫節 |
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開催地 | 台北世貿南港展覽館 |
開催期間 | 2019年1月19日(土)~23日(水) |
開場時間 | 午前10:00~午後6:00 |
会場ホームページ | 台北世貿南港展覽館 |
イベントホームページ | 第7回台北国際動漫節 |
台北国際動漫節は、5日間に渡って開催されるイベントで、漫画やアニメのイベントとして「アジア最大級」と言われることも増えてきました。
日本で漫画やアニメのイベントというと、コミックマーケット(通称コミケ)が有名ですよね。日本のコミケと比較して、どのような感じか、まとめてみました。
日本のコミックマーケットと比較:来客数は2分の1~3分の1
コミックマーケット95の3日目が終了し、撤収が始まっています。本日の来場者数は21万人、3日間合計の来場者数は57万人でした。今回もご来場ありがとうございました! #C95 pic.twitter.com/U5uV4S8pTO
— コミックマーケット準備会 (@comiketofficial) 2018年12月31日
今回訪問して見て率直な感想を言うと、日本のコミックマーケット(コミケ)とは、規模感が全く異なります。日本のコミケと比較すると、はるかに小規模です。
台北国際動漫節の集客規模は、2018年実績で5日間開催で約40万人と報道されています。一日あたりの来客数は約8万人ということですね。
一方、日本のコミックマーケット(コミケ)ですが、最新の冬コミケ2018(C95)が3日間開催で来客数約57万人ということですから、一日あたりの来客数は約20万人。
来客数の規模感から言うと、2分の1~3分の1となります。
日本のコミックマーケットと比較:会場面積は約10分の1
第7回台北国際動漫節(TICA)は、台北世貿南港展覽館の1階、I・J・K計3ホールを使用していますが、メインの展示会場は「Jホール」です。
Iホール・Kホールの2つは、入場者などのための待機スペースとなっています。
Jホールの面積は、7,180平方メートル。IホールにA舞台、KホールにB舞台が設置されているため、展示面積は1万平方メートル程度には考えて良いと思います。
一方、コミックマーケット(C95)の面積規模は次の通りです。
- 東ホール:67,260平方メートル
- 西ホール:37,280平方メートル
- 合計:10万5,540平方メートル
コミックマーケットが、東京ビッグサイトのほぼ全施設を使用して開催され、基本的に一般参加者は屋外待機であることを考えると、展示会場の面積規模としては約10分の1程度と考えて良いと思います。
台北国際動漫節(TICA)に出展しているのは原則「企業ブース」
台北国際動漫節のもう一つの特徴は、出展しているのは、台湾で漫画とかアニメを販売している出版社の企業ブースが中心だということです。
日本のコミックマーケットでも企業ブースはありますが、多くの面積はサークル棟に割かれているわけで、この点は明らかに違う部分です。
逆に言うと、企業ブースだけならこのぐらいの規模でも成立する、ということかも知れないですね。
台北国際動漫節を訪問する人の多くは、出版社の会場限定グッズを購入することが目的と考えて良いと思います。
台北国際動漫節(TICA)はコンパクトでも熱気あふれるイベント
台北国際動漫節は、日本のコミックマーケットと比較すると、開催規模はだいぶコンパクトな感じにはなりますが…。
これは台北国際動漫節が小さいというよりは、日本のコミケが超巨大イベントに成長しているということかと思います。
日本のコミックマーケットは、終日会場に居ることが前提の超本気イベントという感じが強いと思いますが、台北国際動漫節は、メインの展示場は1ホール分だけですので、気軽に足を運ぶことができるメリットもあります。
良くも悪くも、一般ファンが気軽に足を運ぶことができる、ライトな趣きがあるように感じました♪
台北国際動漫節(TICA)の入場券購入方法
台北国際動漫節は有料イベントなので、入場するためには入場券を購入する必要があります。
イベント会場(台北世貿南港展覽館)でも買えるのですが、会場で当日券を購入するとなると長蛇の列が…。
台北国際動漫節の場合は、ファミリーマートと提携していて、FamiPortでチケットを事前購入することができます。
台湾では、イベントの入場券とか、新幹線の切符などの購入にも、コンビニが利用されるケースがとても多いんですね。
使いこなすととても便利なので、台湾のコンビニ(ファミリーマート)でのチケット購入方法について写真で解説します!
台北国際動漫節のチケットはファミリーマートで購入可能
台北世貿南港展覽館への行き方
台北国際動漫節が開催される台北世貿南港展覽館は、さまざまな国際展示会が開催されるイベント会場で専用の地下鉄駅も設置されています。
台北以外から行く場合は、台湾高速鉄道などでまず台北市に入ります。
台北市内では、地下鉄の板南線に乗り、「南港展覧館駅」で下車、1番出口を出るとすぐに会場が見えます。
台北市内の地下鉄は、色でアルファベット記号が振られていて、板南線はブルーの「BL」が目印です。
台湾高速鉄道の乗り方については、次の記事も参考にしてみて下さい。
第7回台北国際動漫節(TICA)参加体験レポート(1)まとめ
第7回台北国際動漫節(TICA)参加体験をレポートしましたが、いかがでしたか?
- 台北国際動漫節(TICA)は、台湾台北市で開催されるアジア最大級の漫画・アニメのイベントです。
- 日本のコミックマーケットと比較すると、訪問客数で2分の1~3分の1ぐらいの規模。会場の面積で言うと、約10分の1程度の規模感となります。
- 台北国際動漫節(TICA)は、基本的に台湾で漫画とかアニメを販売している出版社の企業ブースが中心です。
- 訪問者の目的も、出版社の会場限定グッズを購入することが中心のように感じられます。
- 台北国際動漫節(TICA)のチケットは、コンビニ(ファミリーマート)で事前購入すると便利です!
今回は、初回レポートとして、第7回台北国際動漫節(TICA)がどのようなイベントなのか、日本のコミケと比較解説。
さらに、チケットをコンビニ(ファミリーマート)で事前購入する方法と、会場までの行き方を解説しました。
次回は展示会場のレポートをお送りします♪