大阪王将が、4月10日(水)から創業の味を復刻した「復刻創業餃子」を販売開始!
「復刻創業餃子」は、2019年9月で創業50周年を迎えることを記念した期間限定メニューです。
いったい何が「復刻」されているのか?これはもう食べてみるしかありません!
今回は、大阪王将「富里インター店」で「復刻創業餃子」を食べてみた、実食レポです♪
大阪王将は「餃子の王将」からのれん分けして発展
大阪王将は、イートアンド株式会社が運営する中華料理チェーン店です。
でも「王将」という名前があるからには、「餃子の王将」とそれなりの関係、因縁があるんですよね…。
大阪王将の基本情報
店舗名 | 大阪王将 |
---|---|
運営企業 | イートアンド株式会社 |
設立 | 1977年(昭和52年)8月 |
本社住所 | 東京都品川区 |
国内店舗数 | 351店舗(直営35、加盟店316)※2019年3月期決算中間報告書より |
ホームページ | 大阪王将 |
大阪王将を運営するイートアンド株式会社は、その名の通り、大阪で設立された企業です。
もともと関西圏を中心に出店・拡大してきたのですが、2003年に関東にも進出。現在では直営・フランチャイズ合わせて日本国内351店舗まで拡大しています。
イートアンド株式会社は、大阪王将の他にも、「太陽のトマト麺」なども展開しています。
大阪王将の「復刻創業餃子」は期間限定販売
大阪王将では、2019年9月の創業50周年を記念して、4月10日(水)より創業の味を復刻した「復刻創業餃子」を販売開始すると発表!
いつまで、という明確な期限は無いようですが、「期間限定」の提供とされています。
改良ポイントは次の通りです。
- 唐辛子と胡椒の割合を変更して、子供からお年寄りまで食べやすい味付けに
- キャベツを増量して、シャキシャキ感と甘味を増しています
- 白ネギをニラに変更して、コクと香りを高めています
大阪王将と「餃子の王将」の関係
店舗名 | 運営企業 | 国内店舗数 |
大阪王将 | イートアンド株式会社 | 351店舗 |
餃子の王将 | 株式会社王将フードサービス | 727店舗 |
(店舗数は両社とも2019年4月14日時点の最新資料より)
ところで、大阪王将は「創業50周年」ということなのですが、先ほどの基本情報にある1977年(昭和52年)設立では42周年。計算が合わないですよね…。
じつは母体となった店舗は、1969年(昭和44年)9月に、大阪で「王将」として創業したものなんです。
大阪王将(現イートアンド株式会社)創業者の文野新造氏は、王将フードサービス(餃子の王将)創業者の加藤朝雄氏と親類関係にあり、当初は餃子の王将からのれん分けする形で営業を開始。
当初は良好な関係にあった両社ですが、拡大を続ける大阪王将は京都にも進出。京都は王将フードサービス(餃子の王将)の創業の地ですから、ここで名称の使用を巡る法廷闘争が!
最終的にイートアンド側が、店舗名を現在の『大阪王将』に改めることで王将フードサービスと和解しています。
現時点で、大阪王将(イートアンド株式会社)と王将フードサービス(餃子の王将)は完全に別の中華料理チェーンです。業務上の関係も一切ありません。
大阪王将は早くから冷凍食品販売を展開
日本国内の店舗数を見ると、大阪王将は、餃子の王将の約半数ですが、冷凍食品となると立場は逆転します。
2001年4月に「大阪王将」ブランド初の市販用冷凍食品「大阪王将餃子」を販売開始。2014年8月には、現在の主力商品、大阪王将ブランドの「羽根つき餃子」を発売!
大阪王将は早い段階から、冷凍食品の販売に力を入れてきていて、最近では関東のスーパーでも大阪王将ブランドの「羽根つき餃子」は定番商品になっています。
あくまでも店舗販売を基本とする「餃子の王将」と対照的な感じですね。競争よりも協力すれば、それぞれの長所が噛み合ってベストなようにも思いますけれど….。汗
大阪王将「富里インター店」を訪問
大阪王将が4月10日(水)から販売開始した、創業の味を復刻したという「復刻創業餃子」。
今回は、大阪王将「富里インター店」を訪問して実際に食べてみました!
大阪王将「富里インター店」の基本情報
店舗名 | 大阪王将「富里インター店」 |
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住所 | 〒286-0221 千葉県富里市七栄525-57 |
営業時間 | 月~土 11:00~23:30 日・祝 10:00~23:00 |
定休日 | 年中無休 |
店舗ホームページ | 大阪王将「富里インター店」 |
大阪王将「富里インター店」は、店舗名通りに東関東自動車道富里ICのすぐ近くにあります。国道408号線沿いの交差点に位置していますが、駐車場にスムーズに入るためには、基本的に西から東に、地図で言うと左から右に進行するかたちがベストです。
大阪王将「富里インター店」の入口にも「復刻創業餃子」のお知らせが!
大阪王将の「餃子ラーメンセット」を注文
大阪王将「富里インター店」に入店すると、タブレット端末が目の前に。これで注文する仕組みです。
ドリンクメニューが豊富なこともあって、中華料理店というよりも居酒屋に近いイメージがありますね!
今回は「復刻創業餃子」が目的なので、「餃子ラーメンセット」を注文しました!
ご飯大盛無料ということで、大盛にしてみたのですが…。
大阪王将の「餃子ラーメンセット」を実食
大阪王将の「餃子ラーメンセット」が着膳!
大阪王将は客席から調理状況が直接は見れないところが「餃子の王将」との違いですね。
ご飯大盛は、文字通りの大盛!
正直、完食するのがちょっと大変でした。汗
ラーメンはハーフサイズです。
バランス的には、ラーメンが通常サイズで、ご飯が半ライスとかの方が良いかと思いました。もしかすると餃子ダブルが前提なのかもしれないですね…。
これがリニューアルした「復刻創業餃子」です。
焼き加減は良い感じですね!
確かにニラ増量は間違いないようです。味は普通に美味しいです!
Before/Afterが分からないのですが、食べてみた感じは「餃子の王将」にかなり近いように感じました。
そもそも原点回帰すると、同じ「餃子の王将」に行きつくわけですから、当然かもしれませんが…。正直、目隠しされたら「大阪王将」と「餃子の王将」を味で区別できる自信はありません。汗
大阪王将は、餃子を色々な味付けで食べることができます。
大阪王将の調味料類はこちら。とくに試してみて欲しいのが「味噌だれ」です!
現在の飲食チェーン店は、移し替え不要の調味料パックを採用していることが多いのですが、こういう伝統的な感じも良いですね~
醤油ベースのタレは基本ですね!辛味はけっこう強いです。
甘辛い酢味噌ベースのたれですが、これが予想以上に美味しい!
美味しい餃子のおかげで、大盛ご飯も完食できました♪
大阪王将は創業50周年!期間限定「復刻創業餃子」を実食!まとめ
大阪王将のリニューアルした「復刻創業餃子」についてお伝えしましたが、いかがでしたか?
- 大阪王将は、1969年(昭和44年)9月に、大阪で「王将」からのれん分けして創業しました。
- 京都進出時に「餃子の王将」と名称使用でトラブルが生じ、そこから店舗名を「大阪王将」に変更しています。
- 大阪王将は店舗数では「餃子の王将」の約半分ほどですが、冷凍食品の市販には力を入れていて主要スーパーにも並んでいます。
- 創業から50周年の今年、4月10日(水)から創業の味を復刻した「復刻創業餃子」を販売開始!
- 大阪王将では餃子を色々な味で楽しめます♪
大阪王将は、餃子を前面に出したメニュー構成となっていて、その意味では「餃子の王将」よりも原点に近いのかも知れません。
大阪王将「富里インター店」と、餃子の王将「富里店」は、直線距離で900mの位置にあり、熾烈なライバル関係にあるのではないかと思われ…。
おそらく日本中で、「大阪王将」と「餃子の王将」の闘いが繰り広げられているはず!!
健全なライバル関係で、「大阪王将」と「餃子の王将」ともに発展して行って欲しいと思います♪