先日長崎県に行った時、波佐見焼の史料館『陶芸の館 観光交流センター』を訪問して見ました。
西九州させぼ広域都市圏には、焼き物の産地が多いのですけれども、波佐見町もその一つ。
町内には窯元がたくさんあるのですが、最初に『陶芸の館 観光交流センター』を訪問しておくことをおすすめします。
波佐見町の『陶芸の館 観光交流センター』訪問体験レポートです!
波佐見焼は普段使いできるシンプルな趣きが魅力
波佐見焼は、長崎県東彼杵郡波佐見町付近でつくられている陶磁器です。
基本的に庶民の生活のための陶磁器として発展してきた歴史があり、普段使いできるシンプルな趣きが魅力です。
焼き物の芸術的な側面について語るだけの知見はありませんので(汗)、主にショッピングの側面についてお伝えしますね!
『陶芸の館 観光交流センター』の基本情報
施設名 | 陶芸の館『観光交流センター』 |
---|---|
住所 | 〒859-3711 長崎県東彼杵郡波佐見町井石郷2255-2 |
営業時間 | 9:00~17:00 |
定休日・休館日 | 12月31日、1月1日、1月2日 |
料金 | 入館無料 |
備考 | 駐車場有り |
ホームページ | 波佐見町観光協会『陶芸の館 観光交流センター』 |
焼き物はある程度の重量がありますので、少なくとも購入する可能性があるなら、交通手段は車を選択すべきではないかと思います。
波佐見町の『陶芸の館 観光交流センター』は、やきもの公園の煙突を目印に進むと分かりやすいのでは。とは言っても、窯元がたくさんある地域ですので、ナビはしっかり利用して行った方が良いでしょう!
やきもの公園と合わせると、駐車場は100台以上のスペースが確保されていると思いますので、駐車スペースに困るということは無いかと思います。
『陶芸の館 観光交流センター』の2Fは史料館
『陶芸の館 観光交流センター』の1Fがショッピングスペース、2Fが史料館となっています。まずは2Fの方から見学してみました。
陶磁器ができるまでの一連の流れなどが展示されています。
やきものとは何か?という基礎知識についても解説されています。
- やきものとは、土で形をつくり、熱を加えて焼き固めた物のこと。
- 今日では、やきものの総称として陶磁器という言葉が用いられる。
- 土器は一般的にうわぐすりのない無釉のやきもの。
- 陶器は、素地に吸水性があり釉薬(うわぐすり)が施されたやきもの。
- 磁器は、素地に吸水性が無く、一般的に素焼(約900℃)をしたあと、絵付けを行ったのち、施釉して本焼(約1300℃)するやきもの。
こうした基礎知識が分かると、興味もさらに増してきますね!
『陶芸の館 観光交流センター』1Fは波佐見焼の販売所
『陶芸の館 観光交流センター』1Fは、波佐見焼のさまざまな窯元から代表的な製品を集めた、「くらわん館」と名付けられた販売所になっています。
波佐見町の窯元をはじめて巡る場合は、一番最初に『陶芸の館 観光交流センター』に行っておくと、色々な窯元の製品を目で見て確かめることができるので非常におすすめです!
1F奥にも販売所が広がっています
実はすぐには気が付くことができなかったのですが、1Fのレイアウトはちょっと奥が分かり難い感じなっています。
上の写真を左手に入ると、さらに広い展示スペースが広がっています。
入口付近のアウトレットコーナーは見逃さずに!
『陶芸の館 観光交流センター』の1F入口付近にはアウトレットコーナーが展開されています。
各窯元でもアウトレット品コーナーはあるのですが、まったく同じ製品でも、こちらの『陶芸の館 観光交流センター』のお値段の方がはるかに安かったです。
展示販売されている波佐見焼を見るだけでも楽しめます
展示販売スペースは、会議室3~4室分ぐらいの広さはあります。
かなりしっかり展示されていることもあり、食器好きなら時間を忘れるほど楽しいはず!
時間的には、最低でも30分、できれば小一時間程度は確保しておくと良いと思います。
【訪問体験レポート】波佐見焼に興味があるなら『陶芸の館 観光交流センター』がおすすめ!まとめ
長崎県波佐見町の『陶芸の館 観光交流センター』についてご紹介しましたが、いかがでしたか?
- 西九州させぼ広域都市圏には、焼き物の産地が多く、波佐見町もその一つです。
- 波佐見町には『陶芸の館 観光交流センター』という史料館兼展示販売所があります。
- 波佐見町にはたくさんの窯元がありますが、最初に『陶芸の館 観光交流センター』を訪問しておくと、何かと便利です。
- 『陶芸の館 観光交流センター』の2Fは史料館になっていて、陶磁器ができるまでの一連の流れが展示されています。
- 『陶芸の館 観光交流センター』の1Fは展示販売所です。アウトレットコーナーもあり、お手頃価格品もたくさんあります!
波佐見町の『陶芸の館 観光交流センター』は、焼きものとか食器に興味があるなら、とても楽しい時間が過ごせると思います。
波佐見町の巡り方としては、一番最初に『陶芸の館 観光交流センター』に行って、そこから気に入った各窯元を訪問して見るという流れが良いように思います。
格安のアウトレットコーナーもありますので、もちろん『陶芸の館 観光交流センター』だけでも楽しめます!
私自身も、今回はジェットスターを利用しましたので重量を気にしつつ、制限ギリギリまで買い込んでしまいました…。
今回のレポートが、波佐見焼を探す旅の参考になったら嬉しいです♪