前回は、東京中央郵便局で「天皇陛下御即位記念切手帳」を購入したところまでお伝えしました。
切手帳が購入できたことで、元々の目的である特印(特殊通信日付印)の確保を目指して動いたわけですが…。
そこからが大変でした!
というのも、特印を押してもらうための方法について、大きな誤解をしていたんですね…。
特印確保までの顛末記その②レポートです♪
東京中央郵便局で「天皇陛下御即位記念切手帳」を購入
2019年10月18日、「天皇陛下御即位記念切手」と「天皇陛下御即位記念切手帳」が発売されました!
地元の成田郵便局で「天皇陛下御即位記念切手帳」が即完売してしまい、もともと特印確保のために行くつもりだった東京中央郵便局で運よく購入できました…。
というところまでが前回のレポートでした。詳しくはこちらの記事にて♪
「天皇陛下御即位記念」の特印(特殊通信日付印)
東京中央郵便局に行ったのは、もともとは「天皇陛下御即位記念」の特印(特殊通信日付印)を貰いたい!そう思っていたからなんです。
とくにデザイン的に気になったのが特印(押印機)のデザイン!(上の画像の一番左側)
スタンプとして、これ以上無いぐらい精緻かつ豪華なデザインのように見え、これはぜひとも確保しなくてはと…。そう思ったわけです。
郵便局で使用される記念印は4種類
- 特印(特殊通信日付印)※今回のテーマはコレ!
- 初日印(初日用通信日付印)
- 風景印(風景入通信日付印)
- 小型印(小型記念通信日付印)
そもそも特印とは何かということなのですが、郵便局で使用される消印(記念印)の一つなんですね。
郵便局で使用される消印のうち記念のために押印される記念印は上記の4種類に分かれているのですが、このうち特印(特殊通信日付印)は、記念切手の発行時や全国的な記念行事の際に使用されるものです。
直径36mmの絵入りの消印で、鳶色と呼ばれる赤茶色のインクで押印。効力は消印と同じで、押してしまえば切手やはがきの額面価値は無くなります。
押印のためには使用局へ直接赴くか、事前に郵送で依頼する必要があります!
【当初の誤解】東京中央郵便局で押してもらえるものと思っていました…。
何をどのように依頼して特印(特殊通信日付印)を押してもらったら良いのか、当初は全く分からなかったのですけれども…。
「天皇陛下御即位記念切手帳」の発売発売告知、日本郵便『特殊切手「天皇陛下御即位記念」の発行および 販売品「天皇陛下御即位記念切手帳」の発売』こちらを読んで、通信販売方式(郵頼)と、実際に郵便局に赴く方法の2つの方法があることは把握。
せっかくの機会なので、通販では無く、実際に郵便局で記念押印を体験してみようと考えたわけです。
正確な手順は分からないけれど、東京中央郵便局の消印なのだから、東京中央郵便局に行って局員さんに聞けば何とかなるのでは?そのぐらいの認識でいました。
宮内庁内郵便局の特印については、京橋郵便局での対応となることはこの時点でも把握していて、そのため京橋郵便局にも行こうと思ってはいたのですね。
それでも東京中央郵便局印については、当初は、特印(押印機)・特印(手押し)どちらも東京中央郵便局で押してもらえるものと思い込んでいたんです。汗
話が前後してしまうのですが…。実際には違います!
【実際の対応】東京中央郵便局名義の押印は京橋郵便局内の記念押印特設会場にて実施
日本郵便の案内にも注意されていますが、東京中央郵便局名義の押印は京橋郵便局内の記念押印特設会場にて実施されます。
こういうルールになっているんだ!ということが分かるまでは、実際かなりの時間がかかりました。正直、東京中央郵便局にいる間には理解できませんでした。
(話が前後してしまうのですけれども)最終的に、京橋郵便局で押印を待つ長蛇の列に巻き込まれ…。待つ間にスマホで検索したり、並んでいた切手ファンの皆さんの会話で「そういうことなの!!!」と、理解したんです…。まさに青天の霹靂!汗
東京中央郵便局でも記念押印の対応をしていました
ルール全容をつかむのが難しかったのは、東京中央郵便局でも「記念押印」を受け付けている旨の告知が貼られていたためです。
実際に、特印(手押し)だけは東京中央郵便局で確保できました!
東京中央郵便局でも特印(手押し)は対応
東京中央郵便局の記念押印の案内は、このような感じで貼られていました。
今から考えれば、この案内を解説するとこんなふうに読めるのですけれど…。
- 東京中央郵便局名義の押印は、原則として京橋郵便局内の記念押印特設会場にて行っている。
- 東京中央郵便局では、和文ハト・特印(手押し)のみ自局でも対応している。
- 特印(押印機)をはじめ、記念押印、全種類をゲットするためには京橋郵便局内の記念押印特設会場に行く必要がある。
この時点ではそんなことは分からず、右往左往していました…。
とにかく、ここで頂けるものだけでも押印してもらおうと思い、局員さんに聞くと、6番窓口から「ゆうゆう窓口」での対応に移っているのでそちらに行ってくださいということで、「ゆうゆう窓口」に移動しました。
東京中央郵便局でも京橋郵便局でも、記念押印の仕組みや会場分けについて、完全に説明できる郵便局員さんには出会えませんでした。郵便局で聞けばわかるだろうという当初の想定は甘かったです…。
東京中央郵便局の「ゆうゆう窓口」で特印(手押し)を確保
東京中央郵便局の「ゆうゆう窓口」にいくと、数人の方が並んでいました。
後で気が付きましたが、そもそもの切手ファンは全種類の記念押印が得られる京橋郵便局の方に行っているわけで、それでこちらは空いているということなんですよね。
とはいえ、「天皇陛下御即位記念」の特印(手押し)だけでも確保できたのは嬉しい!
せっかくなので、東京中央郵便局の風景印も頂いてきました。
ひとまずこの段階で、確保数ゼロとはならなかったので、ちょっとほっとしました。
東京中央郵便局で「天皇陛下御即位記念」の特印は確保できるの?【特印確保までの顛末記その②】まとめ
東京中央郵便局で「天皇陛下御即位記念」で、「天皇陛下御即位記念」の特印(手押し)のみ確保できたということをお伝えしましたが、いかがでしたか?
- 2019年10月18日、「天皇陛下御即位記念切手」と「天皇陛下御即位記念切手帳」が発売されました。
- 同時に、日本全国の指定郵便局で「天皇陛下御即位記念」の記念押印も実施。
- 東京中央郵便局の消印をもらうのだから、東京中央郵便局に行けば何とかなるだろうと思いましたが…。
- 東京中央郵便局で対応しているのは、「天皇陛下御即位記念」の特印(手押し)のみ。こちらは確保できました。
- 「天皇陛下御即位記念」の記念押印、全種類を確保するためには京橋郵便局内の記念押印特設会場に行く必要がありました。
東京中央郵便局の「ゆうゆう窓口」で特印(手押し)を確保できたところで、特印(押印機)を押してもらうにはどうしたら良いのですか?と聞いてみたところ…。
それは京橋郵便局に行ってみてください、とのことでした。
この時点では、京橋郵便局は宮内庁印の押印なのではないかしらと思いつつ(実際には違います)移動することに。
「特印」記念押印、全種類を確保するまでのお話は【その③】にて♪