財務省が、天皇陛下御即位記念『五百円バイカラー・クラッド貨幣』の引換えを10月18日(金)に開始することを発表!
「引き換え」ですから、手持ちの日本円と等価交換で手に入れることができるのですが…。
500円で引き換えて頂くのが申し訳ないほどのハイクオリティ!
各金融機関の在庫も短期間で無くなってしまうのではないでしょうか…。
10月18日(金)は争奪戦必至です!
天皇陛下御即位記念貨幣『五百円バイカラー・クラッド貨幣』の引換えが10月18日(金)に開始することをお伝えします♪
天皇陛下御即位記念貨幣は2種類
天皇陛下御即位記念貨幣は、額面と素材などが異なる2種類がつくられています。
- 天皇陛下御即位記念一万円金貨幣
- 天皇陛下御即位記念五百円バイカラー・クラッド貨幣
この2種類ですが、それぞれ詳細を見てみましょう。
天皇陛下御即位記念一万円金貨幣
図柄(表) | 鳳凰と瑞雲 |
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図柄(裏) | 菊花紋章と梓とハマナス |
素材 | 金 |
品位 | 純金 |
量目 | 20グラム |
直径 | 28mm |
発行年 | 令和元年 |
発行詳細 | 財務省『天皇陛下御即位記念貨幣を発行します』 |
「一万円金貨幣」については、造幣局による通信販売のみとなります。「一万円金貨幣」単体での販売価格が140,555円(消費税・送料込)となりますので、額面価格と比べてかなり高価な記念貨幣となります。
一万円金貨幣(プルーフ貨幣)単体と、五百円バイカラー・クラッド貨幣(プルーフ貨幣)との二点セットの通信販売が行われますが、申し込み期間は、7月31日で既に終了しています。
発行枚数は、一万円金貨幣(プルーフ貨幣)単体が2万枚、二点セットが3万セット。ちなみに、プルーフ貨幣とは、特殊な技術を用いて表面に光沢を持たせ、模様を鮮明に浮き出させた貨幣のことです。
天皇陛下御即位記念五百円バイカラー・クラッド貨幣
図柄(表) | 高御座 |
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図柄(裏) | 菊花紋章と梓とハマナス |
素材 | ニッケル黄銅、白銅及び銅 |
品位 | 銅75%、亜鉛12.5%、ニッケル12.5% |
量目 | 7.1グラム |
直径 | 26.5mm |
発行年 | 令和元年 |
発行詳細 | 財務省『天皇陛下御即位記念貨幣を発行します』 |
「五百円バイカラー・クラッド貨幣」については、プルーフ貨幣ではない通常版が、金融機関の窓口において、額面価格による引換(両替)が行われることが告知されていました。
財務省より、令和元年9月20日に報道発表があり、10月18日(金)から取扱金融機関の窓口にて、引き換えが行われることが公表されました。
「五百円バイカラー・クラッド貨幣」の発行枚数は500万枚。うち3万枚が「一万円金貨幣」とのセットで使われますから、金融機関で引き換え可能な枚数は497万枚です。
「五百円バイカラー・クラッド貨幣」については、引き換えですので、誰でも同額の日本円と等価交換、つまり両替することができます!庶民にとってのメインは間違いなくコレ!
「五百円バイカラー・クラッド貨幣」はこれまで何度か発行されてきていますが、非常にクオリティが高く、毎回注目が集まります。
今回の天皇陛下御即位記念貨幣『五百円バイカラー・クラッド貨幣』も、引換が殺到することは間違いないと思われます!
【備考】バイカラークラッドとは高度な偽造防止技術のこと
天皇陛下御即位記念貨幣『五百円バイカラー・クラッド貨幣』に採用されている「バイカラー・クラッド」とは何か?ということを解説しておきますね。
英語でそれぞれ、バイカラーは「二色」、クラッドは「覆う」という意味です。
バイカラー・クラッドとは、異なる種類の金属板をサンドイッチ状に挟み込む「クラッド」技術でできた円板を、それとは異なる種類の金属でできたリングの中にはめ合わせる「バイカラー」技術で組み合わせたもので、簡単には偽造できない仕組みのことです。
天皇陛下御即位記念貨幣『五百円バイカラー・クラッド貨幣』の図柄を見ると、中心のシルバー色が強めに見える部分が3層構造のクラッドで、周辺部のゴールド色が強めに見える部分が1層のリングであると推測されます。
このはめ込み構造を正面から見ると、バイカラーつまり「二色」になることが、図柄からも良く分かりますね!
天皇陛下御即位記念貨幣『五百円バイカラー・クラッド貨幣』の引換方法
『お金節約.com』編集部では、これまでも何度か記念貨幣の引換を行ってきましたが、改めて、引換方法について解説しておきますね。
【Step1】引換取扱金融機関を調べる
まずは、天皇陛下御即位記念貨幣『五百円バイカラー・クラッド貨幣』の引き換えを実施している金融機関を把握する必要があります。
ただし、公開されている取扱金融機関一覧を見て頂ければわかりますが、各都道府県の金融機関のほとんどが対象となっています。
ゆうちょ銀行でも引き換えを実施していますし、この部分は念のため目を通しておくというぐらいの認識で大丈夫です。
【Step2】引換取扱金融機関に行く
天皇陛下御即位記念貨幣『五百円バイカラー・クラッド貨幣』を、手持ちの日本円と引き換えるためには、取扱金融機関の窓口に実際に行く必要があります。
記念貨幣の引き換えというのは、具体的には両替になりますので、各金融機関が提供している基本業務の一環となり、基本的に口座を開設する必要はありません。
口座を開設していない金融機関でも、ごく普通に両替(記念貨幣との引き換え)は依頼できますので、ここは誤解の無いようにしてくださいね!
【Step3】引換取扱金融機関での引き換え
取扱金融機関で在庫がある場合は、『両替依頼票』に記入をして引換を依頼することになります。
- 住所・氏名・電話番号は必須
- 両替する元の金額を記入
- 何に両替するのかを記入
記入事項はこの通りとなりますが、分からなければ行員さんが教えてくれますので安心してください。
『お金節約.com』編集部では、京葉銀行で引き換えしてくることが多いので、写真はその実例ですが、各金融機関でほぼ同じようなフォームを採用していると思って大丈夫です。
【最重要ポイント】とにかく数多くの金融機関に当たること
ここまでお伝えしてきた流れの中で、最重要ポイントは【Step2】で、在庫がある取扱金融機関を見つけることです。
10月18日は引換目的で銀行を訪問する人がたくさんいるはずなので、遠慮する必要はありません。金融機関に入店したら…
「天皇陛下御即位記念五百円バイカラー・クラッド貨幣」の在庫はありますか?
と、即、聞いてしまいましょう!在庫があれば、【Step3】以降の両替の流れに入れば良いですし、在庫ナシなら次の金融機関に当たるしか無いです。
オフィス街なら金融機関は隣接していることも多いと思いますので、在庫が無ければ、次!次!という流れで当たっていきましょう。
10月18日の引換開始日は、1人につき2枚以内(1,000円まで)という制限があることは念頭に入れて置いてください。ただし、それでも都市部の金融機関はかなり早いタイミングで在庫が無くなるかと思います…。
天皇陛下御即位記念貨幣『五百円バイカラー・クラッド貨幣』の引換えが10月18日(金)開始!まとめ
天皇陛下御即位記念貨幣『五百円バイカラー・クラッド貨幣』の引換えが、10月18日(金)に開始することをお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
- 天皇陛下御即位は『一万円金貨』と『五百円バイカラー・クラッド貨幣』の2種類が発行されます。
- 『一万円金貨』の方は通信販売のみで、販売価格14万円ほど。既に申込期間は終了しています。
- 『五百円バイカラー・クラッド貨幣』は、取扱金融機関で引き換え、つまり手持ちの日本円と等価交換(両替)が可能です!
- 庶民にとっては、圧倒的に『五百円バイカラー・クラッド貨幣』の方が魅力的で毎回大人気となっています。
- 確実に引き換えを行うためには、発売日当日に取り扱い金融機関に行くこと!在庫が無ければ次を当たること!これが最重要です!
天皇陛下御即位記念貨幣『五百円バイカラー・クラッド貨幣』は、日本の通貨当局が威信をかけて製造するものですから…。
引き換えに要した努力が決して無駄にはならない超ハイクオリティのはず!
実際、『天皇陛下御在位30年記念貨幣』は素晴らしい仕上がりでしたし…。今回も必ず期待に応えてくれると思います。
入手(引き換え)の機会は、完全平等・完全先着順です!
2019年10月18日、皆さんのご検討を祈ります!