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無料国際電話サービスのメリットとデメリットを解説!【主要事業者の比較ランキング付き!】

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編集長より子
編集長より子
『お金節約.com』編集長「より子」です。

国際電話が無料でかけられる「無料国際電話サービス」をご存知ですか?

海外との連絡は、できればメールやスカイプで済ませたいところですよね…。

でも、どうしても国際電話する必要がある場合には、無料国際電話サービスは便利です。

ただし注意点もあります!

サービス名としては「無料」とあるのですが、お金がかかる部分もあるんです。

無料国際電話サービスの主要各社について、比較解説します!

無料国際電話サービスの仕組みと使い方

無料国際電話サービスは、メールやスカイプでの連絡ではなくて、どうしても「国際電話」する必要がある場合にとても重宝するサービスです。

無料国際電話サービスを提供している事業者は、日本国内に数社ありますが、基本的な仕組みは各社とも同じです。料金体系も良く似ています。

まずは仕組みの部分から解説しますね!

無料国際電話サービスの仕組み

無料国際電話サービスの仕組み

無料国際電話サービスの仕組みは、各社ともほぼ共通しています。

無料国際電話サービス会社は、NTTなど電話会社の国際回線を利用契約しています。

利用者からの申込があると、通話を取り次ぐようなかたちで、自社で契約している国際回線に通話を載せて相手国に送るんですね。

無料国際電話サービスの使い方

無料国際電話サービスの使い方も、各社ともほぼ共通しています。

  1. 指定のアクセス番号(日本国内)に電話をかける
  2. ガイダンスに従って、通話先(海外)の電話番号を入力
  3. 海外と国際電話がつながる

この流れです。

人間が取り次ぐわけでは無く、機械的に自動で取次処理が行われるかたちです。

この流れのなかで、①の日本国内の通話料については利用者負担です。日本国内のアクセス番号までの電話料金はかかるということですね。

②の国際間の通話料金、これは無料です。国際電話料金は無料なので、「無料」国際電話サービスと呼んでいるということですね。

国際通話料金を無料とする代わりに、指定の秒数だけ広告通話を聞かなくてはいけないとしている事業者が多いです。

無料国際電話サービスのメリットとデメリット

無料国際電話の無料部分

無料国際電話サービスには、メリットとデメリットがありますので、利用前に十分把握しておきましょう!

無料国際電話サービスのメリット

お手軽に利用できる 事前申込なし・登録無し・基本料金も無しで利用可能
音質が良い IP電話ではなく一般回線を使用
料金が安い ナビダイヤル料金水準の事業者が多い

無料国際電話サービス各社とも、事前申込なし・登録無し・基本料金無しで利用可能です。

指定のアプリを使用したり、指定のアクセス番号に電話してつながったあとは、ガイダンスに従って進めていくだけです。

スカイプなどのIP電話ではなく、一般回線を使用しているとしていますので、音質も国際電話と同程度の水準です。

基本的に事前手続きは一切不要で、国内回線の利用料金分が、毎月の電話料金に加算されるだけと思ってOKです。

完全に無料ではない、ということは注意すべきですが、格安で利用できるのは間違いありません。非常にお手軽に、安く利用できるということですね!

無料国際電話サービスのデメリット

通話先の制限 各事業者で対応している国の数が異なる
広告がある 電話がつながるまで一定の秒数CMを聞く必要がある事業者が多い
完全無料ではない 国内通話料金は利用者負担となる

無料国際電話サービスは、海外の全ての国に繋がるというわけではありません。

各事業者で、対応している国の数に若干ばらつきがあるので、自分が通話したい国に対応しているかどうかは、事前に確認する必要があります。

また、料金を無料とする代わりに、通話が繋がるまで、一定の秒数CMを聞かなくてはならない事業者が多いということもあります。

そして、仕組み上仕方が無いことですが、完全無料ではないということも考慮しておきましょう。

デメリットは、事実上、自分が通話したい国が対象国に含まれているか、ほぼその一点に集約されると考えて良いでしょう。

無料国際電話サービスの主要事業者を比較ランキング

サービス名 iBATTLE TOHO無料国際電話 三通無料国際電話
料金 国内通話料のみ 26秒ごとに10円 ナビダイヤル料金
対象国(固定) 12か国 16か国 43か国
対象国(携帯) 6か国 16か国 10か国

無料国際電話サービスを展開している主要3社のサービスの内容を比較表にまとめました。

詳しくは次の各社ごとの特徴を参考にしてください!

通話したい国が、無料で繋がる対象国に含まれていることが前提となりますが、料金別にお得な順にランキングをつくると次のようになります。

1位:iBATTLEは通話対象国でさえあれば料金は最安値

iBATTLE
対象国(固定/携帯とも可) アメリカ(本土)、カナダ、中国、香港、シンガポール、タイ、
対象国(固定電話のみ可) イギリス、フランス、ドイツ、スウェーデン、韓国、台湾

iBATTLE(アイバトル)は、無料通話の対象国が12か国と最も少ないのですが、料金は国内通話料金のみと最安値です。

無料通話の代わりに、利用する際には15秒の広告CMを聞く必要があります。

iBATTLEの公式サイト

2位:TOHO無料国際電話はバランス型

TOHO無料国際電話
対象国(固定/携帯とも可) アメリカ(本土)、カナダ、中国、台湾、香港、韓国、タイ、ベトナム、シンガポール、マレーシア、インドネシア、ラオス
対象国(固定電話のみ可) イギリス、ドイツ、スウェーデン、ロシア(モスクワのみ)

TOHO無料国際電話は、通話対象の国も比較的多く、料金は、26秒ごとに10円で固定。

通話対象国と料金のバランス型の設定です。

iBATTLE(アイバトル)の対象でない国に電話をかけたい場合には、TOHO無料国際電話を検討すると良いでしょう。

TOHO無料国際電話の公式サイト

3位:三通無料国際電話は対象国がもっとも多いがやや高い

三通無料国際電話
対象国(固定/携帯とも可) アメリカ(本土)、中国、韓国、香港、インド、タイ、シンガポール、カナダ、グアム、ハワイ
対象国(固定電話のみ可) 台湾、ブラジル、オマーン、マレーシア、オーストラリア、オランダ、イタリア、イギリス、ノルウェー、ニュージーランド、スイス、メキシコ、エストニア、ポーランド、ベネズエラ、ペルー、フランス、ポルトガル、ハンガリー、アイスランド、ロシア、アイルランド、デンマーク、コロンビア、アルゼンチン、ドイツ、ベルギー、キプロス、イスラエル、ルクセンブルグ、トルコ、ギリシア、スウェーデン

三通無料国際電話は固定電話の対象国がもっとも多い反面、料金的には一番高くなります。

料金は日本の時間帯によって次の3つに区分されています。

  • 昼間(8時~19時)20秒ごとに10円
  • 夜間(19時~23時)22秒ごとに10円
  • 深夜(23時~8時)25秒ごとに10円

iBATTLE(アイバトル)、TOHO無料国際電話、どちらの対象国でも無ければ、三通無料国際電話を検討すると良いでしょう。

三通無料国際電話の公式サイト

 

無料国際電話サービスを比較解説!まとめ

無料国際電話サービスを比較解説しましたが、いかがでしたか?

今回紹介したこと
  • 無料国際電話サービスは、基本的な仕組みと使い方は、各社ともほぼ共通です。
  • 国際回線は無料となりますが、日本国内の回線料金は利用者負担です。
  • 国際回線が無料となる代わりに、広告CMを聴くことなどを求められます。
  • 無料国際電話サービスの事業者によって、対象国と料金が若干異なります。
  • 国内通話料はかかるので、完全無料では無いことには注意しましょう!

無料国際電話サービスは、対象国の制限などはありますが、上手に使えば、電話代を大きく節約することが可能です。

事前申込なし・登録無し・基本料金無しで利用可能という手軽さも嬉しいですね。

自分が電話をしたい国が無料国際電話サービスの対象国に含まれているか、その点は事前に必ず確認しましょう。

プライベートでもビジネスでも、メールやスカイプの利用が難しい時には、無料国際電話サービスを積極的に検討してみることをおすすめします♪