自治体が主催する無料の教養講座を時々目にしますよね。
ちょっと興味はあるけれど、応募するまでは踏み切れない…。
そういう人も多いと思います。
今回、成田市中央公民館主催の教養講座『はじめての萬葉集』を受講してみました。
その様子をお伝えしてみますね。何かのきっかけになれば嬉しいです♪
成田市中央公民館の基本情報と予算規模
今回受講した、教養講座『はじめての萬葉集』を主催するのは、成田市の中央公民館です。
まずは成田市の中央公民館の基本情報と予算規模を解説しますね。
成田市中央公民館の基本情報
施設名 | 成田市中央公民館 |
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住所 | 〒286-0017 成田市赤坂1-1-3 |
開館時間 | 午前9時から午後9時まで(夜間の利用がない時は、午後5時で閉館) |
駐車場 | 173台(図書館と共用) |
ホームページ | 成田市中央公民館 |
成田市中央公民館の駐車場の入口は建物の南側にあります。郵便局通りのセンタービル前交差点を、南に向かって(地図で言うと上に)直進すると、駐車場の入口を示す看板が見えてきますので、そちらに従ってください。
公民館は、基本的には市民がさまざまな集会・催事などに利用できる施設です。格安料金ではあるのですけれど、多くの施設は有料となっています。
同時に成田市のさまざまな情報も展示・発信されていて、市民の憩いの場所となっています。
成田市中央公民館の年間予算
成田市中央公民館が主催する教養講座は、受講料そのものは無料です。
とは言っても、現実問題として、全ての関連費用が無料で運営されることはあり得ません。年間予算が組まれ、市民から徴収した税金で運営されているんですね。
平成31年度(令和元年度)の公民館費の予算額は、3億3660万8千円です。前年度と比較して、293万2千円ほど圧縮・減額されています。
因みに図書館費の今年度予算額が、5億128万3千円。市内各地のコミュニティセンターは、コミュニティ推進費という名目で計上されていて、今年度予算額が、1億8664万円。
成田市の今年度予算額(歳出)は総額606億円ですから、公民館費だけなら約0.6%、図書館および市内各地のコミュニティセンターの運営費まで含めると、約1.76%が割かれている計算となります。
消費増税が2%アップすることで大騒ぎしているわけですから、決して小さな額では無いと思うのですよね…。
納税者としては、積極的に活用した方がお得です!
教養講座『はじめての萬葉集』について
ここからは、教養講座『はじめての萬葉集』について、申込方法とか全体の流れを解説しておきますね。
受講してみようと思ったきっかけは新元号『令和』の制定
今回、成田市中央公民館主催の教養講座『はじめての萬葉集』を受講してみようと思ったきっかけは、やはり新元号『令和』の制定があったからです。
令和の出典は萬葉集ということですけれども、恥ずかしながら受験用の記号と言うか単語として覚えただけで、実際の中味については良く分からないままで…。
せっかくの機会ですので、受講してみようと思ったのですね。
成田市中央公民館主催の教養講座の申込方法
- 「公民館だより」など成田市が発行する各広報誌
- 成田市中央公民館内など市が運営する施設の掲示版
- 成田市役所ホームページのイベントカレンダー
成田市中央公民館主催の教養講座についての情報は、大きく分けると上記3つの経路で入手できます。
今回は、(3)成田市役所ホームページのイベントカレンダーで開催を知り、電子メールでの申込・抽選を経て、自宅に当選通知・受講の案内が郵送されてきました。
現状では、成田市役所ホームページのイベントカレンダーからは、応募が締め切られると情報が削除される流れになっているようです。
こまめに成田市役所ホームページのイベントカレンダーをチェックしておくことをおすすめします。
成田市中央公民館主催の教養講座はテキスト代も不要
成田市中央公民館主催の教養講座は受講料無料で、テキスト代などの費用もかかりません。
講義の都度プリントが配布されて、そのプリントをもとに講義を進めて行くかたちです。
副読本・参考書籍も教えて頂けますので、図書館で借りるとか自分で購入することで、より理解を深めることができる、という流れですね。
教養講座『はじめての萬葉集』は全4回
教養講座『はじめての萬葉集』は全4回。各2時間ですから合計8時間の講義となります。
最終的に、9月22日(日)に開催される講演会『萬葉集と令和』につながる流れですが、講演会が2時間半の予定ですから、すべてを合わせると合計10時間超。
これだけ講義をお伺いすれば、少しは萬葉集の世界を垣間見ることができるのではないかと期待しています!
教養講座『はじめての萬葉集』の募集自体は既に終了しています。講演会『萬葉集と令和』については、まだ応募を受け付けています。
成田市中央公民館が主催する教養講座『はじめての萬葉集』を受講してみました!まとめ
成田市中央公民館が主催する教養講座『はじめての萬葉集』についてお伝えしてきましたが、いかがでしたか?
- 成田市中央公民館では定期的に教養講座を開催しています。
- 成田市中央公民館が主催する教養講座は無料ですが、中央公民館の催事は市民の税金によって運営されています。
- 令和元年7月スタートの教養講座は『はじめての萬葉集』です。(既に募集は終了)
- 全4回の教養講座のあと、最終的に講演会『萬葉集と令和』へとつながる流れです。
- 講演会『萬葉集と令和』については、まだ応募を受け付けています。
そもそも萬葉集について論評する知見を持ちませんので、コメントするのも大変おこがましいのですが…。
教養講座『はじめての萬葉集』の総合的なクオリティは非常に高いと感じました。
講義が分かりやすくて面白い。なおかつ、お話の奥行、込められた情報量も豊富。講師の先生は、研究者としてもかなり高いレベルにあるように感じられました。
最後に、講演会『萬葉集と令和』の応募情報をお知らせしておきますね!
開催日時等
- 開催日時:令和元年9月22日(日) 午後1時30分から午後4時まで
- 開催場所:成田市中央公民館 講堂
- 参加費:無料
- 対象:どなたでも可
- 講師:岩田芳子さん(日本女子大学文学部日本文学科助教 平成30年度萬葉学会奨励賞受賞)
応募方法
メールまたはハガキにて、①住所②氏名(ふりがな)③電話番号を明記の上、中央公民館『萬葉集講演会』係へ送付。
- 郵送先:〒286-0017 成田市赤坂1-1-3 成田市中央公民館『萬葉集講演会』係
- メール:kominkan@city.narita.chiba.jp
- 締切り:8月22日(木) 応募多数の場合は抽選
- 募集定員:80名程度