海外に渡航する時などには、現地の格安SIMが使いたいものですよね。
そうした場合に備えて、手持ちのスマホのSIMロックを解除しておくと良いです!
現時点で、国内大手キャリアでもSIMロック解除に対応しています。
今回はNTTドコモでiPhoneをSIMロックを解除する方法をご紹介します!
SIMロックについての基礎知識
まずは、SIMロックについての基礎知識を再確認しておきましょう!
2015年に総務省のSIMロック解除に関するガイドラインが改定され、「原則SIMロック解除の流れ」などと報道されましたが…。
通信会社の義務として課されたのは何か?正しく理解してくことは重要です!
SIMロックとはスマホにかけられた機能制限のこと
SIMロックとは、特定のSIMカードを差し込んだ場合のみ動作するように、スマートフォンなどの通信端末に施される機能制限のことです。
SIMロックを解除することを、「SIMロック解除」とか「SIMロックフリー」などと呼びます。
ここは大前提としておさえて置いて欲しいのですが…。
3大キャリアと呼ばれる国内大手の携帯電話会社(ドコモ・au・ソフトバンク)で購入したスマホには、購入した時点では、現在でも全てSIMロックがかかっています。
本当?SIMロックって解除されたんじゃなかったの!?
そう思う人もいると思うのですが、実際勘違いしやすいところなんですよね。ちょっと、背景の事情を説明します。
通信会社に課された義務は「SIMロック解除に応じること」
2010年(平成22年)6月 | SIMロック解除に関するガイドライン |
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2014年(平成26年)12月 | SIMロック解除に関するガイドライン改定版 |
SIMロックなどの通信行政を管轄するのは、総務省です。
総務省は2度に渡って、「SIMロック解除に関するガイドライン」を示しています。時系列的には、次のような流れを辿りました。
- 2010年ガイドラインでSIMロック解除を促したのですが、各通信会社の義務として定めていたわけでは無いため、SIMロック解除ができる端末は増えなかった…。
- 2014年ガイドラインでは、2015年(平成27年)5月1日以降に発売する端末には、SIMロック解除に応じることを義務とした。
ポイントは、SIMロック解除に応じることが義務化されたというところ。販売時点については規制の対象外なんです。
現在も販売時点ではSIMロックはかかっています
販売時点 | SIMロックをかけて販売してもOK |
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販売後 | ユーザーが希望すれば、SIMロック解除に応じる義務を課す |
現在でも、2014年ガイドラインに従って各通信会社は対応しているのですが、ごく単純化して言うと、現在の状況は、次のようにまとめられるんです。
- スマートフォンを販売する時点では、SIMロックをかけて販売しても構わない
- ユーザーが希望すれば、SIMロック解除に応じることは義務とする
ココは重要なポイントなので、ぜひ押さえておいてください。
私たちユーザーの視点で考えると「自分からSIMロック解除の申込をしなければ、SIMロックはかかったまま」なんです。
SIMロック解除のメリットとデメリット
SIMロック解除のメリットとデメリットを簡単にまとめてみました!
すごく単純に要約すると、SIMロック解除自体には、原則としてデメリットは無いと考えてOKです。
でも、SIMロック解除した上で、実際にSIMを交換すると、自由だけど自己責任の世界になりますよと。そういう感じですね!
SIMロック解除のメリット
海外で活用 | 海外旅行の時などに、現地の格安SIMに差し替えて、より安い料金で利用できる |
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国内で活用 | 日本国内でも格安スマホ業者の提供するSIMに差し替えて、より安い料金で利用できる |
SIMロック解除するメリットは、より料金の安いSIMに差し替えて使用することができるということです。
日本国内で格安SIMに差し替えると、料金的には恒久的なメリットを得られる可能性がありますが、現在契約している通信会社との契約更新月でなければ違約金が発生する可能性がありますので、そこは考慮すべきポイントになってきます。
SIMロック解除のデメリット
原則 | SIMロック解除そのものにはデメリットは無い |
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注意 | SIMロック解除から一歩進んで、実際にSIMを入れ替えるとなると、変更前の通信会社のサービスは受けられなくなる |
SIMロック解除することで、何らかの不都合が生じることはありません。SIMロック解除のデメリットは、基本的に無い、と言って良いんです。
総務省のガイドラインでも、SIMロック解除することで、ユーザーに何らかの不利益が生じるような措置は認められていません。
キャリアのメールもそのまま使えますし、保証や修理もそれまで通りに適用されます。
SIMロックを解除した上で、SIMを他社のものに差し替えると、元の通信事業者のキャリアメールは使用不可能となる等の事態が発生します。
でもこれはSIMロック解除そのもののデメリットでは無い、ということは理解しておきましょう!
SIMロックを解除したうえで、今の通信会社をそのまま使い続けることもできるわけですからねー
SIMロック解除の方法『NTTドコモiPhoneのケース』
今回は、NTTドコモのiPhoneのケースについて、SIMロック解除の方法を解説します。
確認するポイントを押さえておけば、非常に簡単です!
各通信事業者の管理画面(NTTドコモの場合は、my docomo)を参照しながら進めていくことになります。
【予備知識】SIMロック解除には3つの方法があります
➀ドコモショップへの持込 | 3000円 |
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②電話での対応依頼 | 3000円 |
③自分で行う | 無料 |
NTTドコモのSIMロック解除には3つの方法があります。
自分以外の人にSIMロック解除を行ってもらうものとしては、ドコモショップへ持ち込んで申込、電話での申込、この2つがあり、ともに手数料が3000円かかります。
- ドコモショップに持ち込む場合は、とにかく店舗に行く
- 電話で申し込む場合は局番無しの「151」に電話をする
ということになりますので、これ以降は「自分で行う」方法の解説となります。
管理サイト(my docomo)から自分で行う場合は手数料が無料です。
自分でSIMロックを解除する手順
➀対応機種 | iPhone 6s、iPhone 6s Plus、以降の機種 |
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②製造番号 | IMEI番号が必要となります |
③解除手続 | my docomo での手続き |
自分でSIMロックを解除する場合は、大きくはこの3ステップの流れで進みます。
順に解説しますね!
Step1:SIMロック解除ができる端末かどうかを確認する
総務省の「SIMロック解除に関するガイドライン」改定版では、2015年(平成27年)5月1日以降に発売する端末にはSIMロック解除に応じることを義務とした、ということを説明しました。
NTTドコモが、すべての販売端末を対象にSIMロック解除を行うようになったのも、2015年(平成27年)5月1日発売分からです。
まずは、このSIMロック解除義務日以降に発売された端末かどうかを確認しましょう!
NTTドコモで販売されたiPhoneの場合は、「iPhone 6s」「iPhone 6s Plus」以降の機種なら該当、SIMロック解除できるということになります。
Step2:IMEI番号を確認する
iPhone には、IMEI番号と呼ばれる固有の製造番号が割り振られています。
IMEI番号の確認する方法は次の2つです。
- iPhoneの「設定」>「一般」>「情報」>「IMEI」で確認
- または、「*#06#」に電話することでも確認できます
手続きを、iPhone だけで行うなら、IMEI番号を紙などにメモする必要があります。
できればパソコンと併用して、パソコン上の my docomo からお手続きすることをおすすめします。
そうすれば、iPhone で開いた番号をそのままパソコンに打ち込んで行けば大丈夫です!
Step2:my docomo からSIMロック解除手続きを行う
ここまで情報を確認したら、あとは my docomo から申し込むだけです。
自分の my docomo にログインした後、次の順で進んでください。
- 契約内容・手続き
- ドコモオンライン手続き
- SIMロック解除
そして、SIMロック解除の画面で必要な情報を入力すれば完了です。
【備考】iPhone 7 Plus の事例ではテザリング可能
ここまでの手続きが終わると、指定したメールアドレスに通知が送られてきます。
通知メールの画像を掲載しますが、このなかに赤枠にて端末側での作業が必要な旨の記載がありますが、特に何もせずともこれで処理完了となります。
そもそも紹介されているURLにも、具体的な対応事項は記載されていません…。
また、SIMロック解除義務化の直後は、SIM入替後にテザリングが不可能という現象が見られたけれど、2016年春モデル以降は改善された…。という情報が散見されます。
少なくとも今回試した iPhone 7 Plus のケースでは、テザリングもできています。
画像でも「インターネット共有:1台接続中」となっていることが確認できるかと思います。
iPhoneをSIMロック解除する方法とメリット・デメリットを解説!まとめ
今回は、NTTドコモの iPhone をSIMロック解除する手順について解説しましたが、いかがでしたか?
- SIMロックとは、特定のSIMカードを差し込んだ場合のみ動作するよう通信端末に施される機能制限のことです。
- SIMロックを解除することを、「SIMロック解除」とか「SIMロックフリー」などと呼びます。
- 総務省のSIMロック解除に関するガイドライン改定で、2015年5月1日以降に発売する端末は、SIMロック解除が義務化されています。
- 販売時にはSIMロックがかかったままなので、「自分からSIMロック解除の申込をしなければ、SIMロックはかかったまま」ということは間違えないでください。
- SIMロックの解除方法はとても簡単!自分でもインターネット手続きで対応できます!
海外などで現地の格安SIMを利用するにも、まずは現在利用しているスマホのSIMロックを解除することが必要となってきます。
SIMロックの解除は、決して難しくはなく、落ち着いてやれば誰にでもできるものですので、必要を感じてきたらぜひトライしてみてくださいね♪