食費を節約するならスーパーの見切り品を活用すべし!ふみ子は固くそう信じていますw
見切り品の値付けにも、各スーパーの特徴が現れます。
最大何%値引きになるの?価格切り下げのタイミングは何時?チェック項目はたくさんあります。
スーパーの価格戦略を見切って、見切り品を食費節約に活用しましょう!(駄洒落w)
スーパーの『見切り品』とは
『見切り品』を辞書で引くと、「売れる可能性が無いとして値下げした商品」とあります。
食料品を売るスーパーでは、毎日見切り品が発生していますが、とくにお惣菜は作った当日しか売れないからですよね。
翌日になったら売れない。だから値段を下げても今日売り切ってしまおうというわけです。
スーパーの見切り品が発生する理由
編集部員ふみ子は、見切り品が無いスーパーって見た記憶がありません。
逆にいうと、ほとんどのスーパーで見切り品が発生している訳です。これって何故なんでしょうか?
お惣菜について言えば、根本的な原因は『作り過ぎ』ですよね。売れる量以上に調理してしまうから、売れ残りが出るわけです。
これは日本の小売業特有の売上至上主義が大元にあるような気が…。
ある程度利益を確保したらそれでオッケーって、なかなかならないですもんね。ニッポンの会社は。(うちの編集長だって簡単にOKださないし…。ブツブツ)
スーパー競合店同士の熾烈な競争も背景に
スーパーマーケットは、地域に一店舗しかないという状況は少なく、多くの場合は競合店が存在していますよね。
この競合店同士の熾烈な販売競争も、見切り品が発生してしまう一因でしょう。
競合店に売上で勝つためにはこれだけ販売しないといけない!そのためにはこれだけ調理しないといけない!
売上目標を達成するだけのお惣菜を用意していなかったら、オマエやる気あるのか!ってなっちゃう。
倒れる時はいつも前のめり…。そんな感じで作るのを止められないんじゃないでしょうか?汗
スーパーの見切り品の中心は『お惣菜』です。翌日に持ち越しても捨てるしかないから、とにかく売り切りを目指すわけですね。
スーパーの『見切り品』チェックポイント!
編集部員ふみ子は、スーパーの見切り品売り場に行くと興奮しますw
普段なら簡単に買うことができないお惣菜がこんなに安く…。そう思うと、ついつい食べきれない量を買ってしまうわけです。汗
引越をする時も、事前に最寄りのスーパーの見切り品状況をチェックします。新しくスーパーが開店したら、やっぱり見切り品に注目しちゃいます。
そんな編集部員ふみ子が、スーパーの見切り品を活用するチェックポイントを考えてみました!
スーパーの『見切り品』の下限価格は決まっている
いくら見切り品と言っても、ゼロ円までどこまでも値下げしていくわけではありません。各スーパーで、必ず下限価格が決まっています。
多くのスーパーでは、50円引き、100円引きの値下げシールがまず貼られ、それでも売れない商品には最終値下げが行われていきます。
50%OFF(半額)が下限価格のスーパーもあれば、75%OFF(4分の1まで値下げ)が下限価格のスーパーもあります。
この下限価格のラインを把握しておくのは非常に重要です!
スーパーの『見切り品』の見切る時間は決まっている
各スーパーとも、見切り品の価格設定をする時間はあらかじめ決められています。
ものすごく厳密に決められている訳ではありませんが、例えば夜7時半過ぎたら最終価格にしちゃいます、みたいな。そんな感じですね。
この見切り品の価格設定、売価変更をする時間を把握しておくことも非常に重要です!
なぜなら、だいたいどのスーパーにも、見切り品を専門に狙うハイエナ顧客(汗)が必ずいて、値段を切り替えた瞬間から、どんどん商品が売切れていくからです。
スーパーの見切り価格は、各スーパー毎に下限価格と、売価変更の時間が決まっています。見切り品争奪戦を制するには、まずこの2点を把握しましょう!
スーパーの『見切り品』を比較する競合店舗
またしても編集長の指令が飛んできて、ふみ子はスーパーの見切り品購入にチャレンジすることになりました…。
ふみ子の住む地域では、スーパー2店舗が競合状態にあり、売上を競っています。
激烈な競争の中でも、それぞれ特色があるのは面白いところです。2店舗を順に紹介しましょう!
『セイミヤ』は安さで勝負!焼き立てパンも魅力!
屋号 | セイミヤ(SEIMIYA) |
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会社名 | 株式会社セイミヤ |
本社所在地 | 茨城県潮来市 |
店舗数 | 18店舗(茨城県11店舗・千葉県7店舗) |
売上高 | 273億円(2016年4月決算 ※最新データ) |
ホームページ | http://www.super-seimiya.co.jp/ |
『セイミヤ』は、茨城県・千葉県の地域特化型のスーパーマーケットです。
『カスミ』の店舗数が多いこともあり、『セイミヤ』は多くの店舗で、『カスミ』を相手に熾烈な競争を繰り広げています。
表示価格ベースでは、『セイミヤ』の方が安いことが多いです。そりゃ、価格を安くしなくちゃ大手さんには勝てないですもんね…。
あと『セイミヤ』は店内にパン屋さんがあって、焼き立てパンが買えるのは何気にポイント高いです!
『カスミ』は大手でバランス良好!クレジットカードが使えるのも嬉しい
屋号 | カスミ(KASUMI) |
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会社名 | 株式会社カスミ |
本社所在地 | 茨城県つくば市 |
店舗数 | 186店舗 |
売上高 | 6,775億円(2018年2月決算) |
ホームページ | https://www.kasumi.co.jp/ |
『カスミ』は、株式会社カスミの主力スーパーマーケットです。
株式会社カスミは、2015年に『マルエツ』、『マックスバリュ関東』と経営統合し、ユナイテッド・スーパーマーケット・ホールディングスを設立しました。
群馬県以外の関東全域に186店舗を展開する、一大スーパーマーケットチェーンです。規模の点では、『セイミヤ』を圧倒していますね。
『カスミ』は、クレジットカードが使えるのが非常に助かります!(特に給料日前とか!)
スーパーの『見切り品』購入にチャレンジ!
店舗 | 見切り品(最終価格) | 閉店時間 |
セイミヤ成田芝山店 | 50%OFF(半額)まで | 21時 |
カスミ三里塚店 | 75%OFF(4分の1)まで | 24時 |
今回比較したのは、『セイミヤ成田芝山店』と『カスミ三里塚店』です。
直線距離で約1kmしか離れていない、まさにガチンコ勝負を繰り広げているライバル店舗です!
店長さんは、本部からの必勝指令を受けているはず…。いつも編集長のプレッシャーを受けているふみ子も、ついつい同情してしまいます。涙
『セイミヤ』の見切り品は50%OFF(半額)が限度
『セイミヤ』は、ほぼ全ての商品で、僅かに『カスミ』よりも安い値付けが行われています。典型的な安売り店ですね。
規模的に大きい『カスミ』の方が仕入価格は安いはずですから、店舗運営は徹底した経費削減を行っていると思われます。
21時閉店としているのも、光熱費削減とか勤務シフトの数を減らしたりとか、そういう目的も含まれているはずです。
決済も現金決済のみです。最近、セイちゃんカードという、プリペイドカードが導入されましたw
『セイミヤ』の最終見切り価格は、19:30~19:45ぐらいの間に設定されている状況です。閉店時間が早いこともあり、最終価格は50%OFF(半額まで)となっています。
『カスミ』の見切り品は75%OFF(4分の1)まで下げる!
『カスミ』は、全般的にお値段が僅かに高いのですが、商品の質もちょっとだけ良さそうな感じがするという、微妙なラインを狙ってきています。
ただし、価格差、品質差があるとはいってもごく僅かです。
『カスミ』は、大手スーパーらしく、クレジットカード決済が使えます。利用者としては、これは嬉しい点です。
『カスミ』の最終見切り価格は、22:50~23:00ぐらいの間に設定されている状況です。見切り品価格はぎりぎりまで攻めていて、最終価格は75%OFF(4分の1まで)となっています。
『カスミ』の見切り品購入バトルに参戦!
『カスミ』三里塚店に、2018年9月4日(火)22:55入店!時間的にジャストタイミング!
見切り品価格の安さだけなら、『KASUMI』の75%OFF(4分の1まで)は非常に魅力的です!
スーパーの『見切り品』購入チャレンジまとめ
『カスミ』の見切り品購入バトルへの参戦チャレンジは成功!というか、買い過ぎてしまいました…(汗)
- 食費を極限まで抑えたいならスーパーの見切り品は活用したい!
- スーパーの見切り品を活用するなら、下限価格は把握しておこう。
- 下限価格に切り替わる、最終値下げのタイミングを把握することも重要!
- 競合店を比較しておくことも重要です。
- 安いのでついつい買い過ぎてしまうのには要注意…
スーパーの見切り品について、購入チャレンジ含めてレポートしてみました!
見切り品のお惣菜は、確かにものすごく安く買うことができることが分かりますね。ふみ子は、定価だったらこんなに沢山のお惣菜を購入することはありません…。(できません!汗)
タイミングが合うなら、食費削減の一環として検討して見る余地はあるかも?
でも、くれぐれも買い過ぎには気を付けてくださいね♪