毎年5月第2日曜日は『母の日』ですけれども、今年は5月が丸々一か月間『母の月』に!
母の日だけにフラワーギフトが集中して「三密」を招くことを避けたいと、日本花き振興協議会が呼びかけたものです。
農林水産省も協力していて、キャンペーンに使用するポスターなどの費用を支援。
2020年5月は丸々1か月間『母の月』になることをお伝えします!
2020年の5月は『母の月』として記念月に設定!
今年は5月10日が「母の日」と思っていたら、『母の月』になっていました!
記念日では無く『記念月』となるわけですから、対象期間がぐっと長くなるのは分かるのですが、一体どういう経緯から生まれたものなのでしょう?
日本花き振興協議会が「三密」を避けるために提唱
『母の月』は、花き業界の9団体で構成される日本花き振興協議会が提唱するキャンペーンです。5月の丸々一か月間を、記念月にしようということですね。
『母の月』を実施する目的は、基本的に「三密」を避けること。
例年5月第2日曜日が母の日で、花屋さんの店頭も込み合い、フラワーギフトの宅配需要も集中することから、お客・店員・配送業者それぞれにとって望ましくない状態になりがちだということで…。
特定の1日を「母の日」とするのではなく、5月全体を『母の月』に設定することで、需要の分散を目指そうということなのですね。
農林水産省の「花いっぱいプロジェクト」も後押し
『母の月』キャンペーンは、農林水産省が進める「花いっぱいプロジェクト」も後押し!
『母の月』キャンペーンに使用するポスターなどの費用を支援するほか、自治体の役場で花を購入して飾る際の費用を補助するなどのため、総額31億円の予算を充てる方針です。
農林水産省の「花いっぱいプロジェクト」は、基本的に、花きの消費拡大プロジェクトという位置付けです。新型コロナウィルス感染予防のため外出自粛が続いていて、花きの売れ行きにも大きな影響が出ているために講じた対策となります。
家庭や職場に花を飾ることで心の癒しにもなり、花きの消費拡大策にも繋がることを意図している「花いっぱいプロジェクト」。
『母の月』キャンペーンも、消費タイミングの分散とともに、花き需要の拡大も目指しているということですね。
これから花を送るにはどうしたら良いの?
今年の5月は『母の月』!ということは、5月中にカーネーションを贈れば、タイミング的にはセーフとなるはずですが…。とは言っても、
今からでもカーネーションを送ることはできるの?
というのは気になる所です。
楽天などの通販は難しいかも知れません
記念日用の通販ギフトとしては、まず最初に、楽天市場の利用を思い浮かべる人も多いかも知れません。でも『母の月』全期間で利用するのは、けっこう難しい感じなのです。
楽天市場では毎年「母の日」に合わせてカーネーションの鉢植えが販売されているのですが、送り届けられる日程はかなり限定されます。
ほぼ全ての店舗が「母の日」前後の到着に限定され、今年は5月8日~10日に到着のように幅を持たせた設定の店舗が多く、到着日を選ぶことができない店舗がほとんどでした。
また、ほとんどの店舗では「母の日」を過ぎると売切れ扱いとなってしまいます。今年のカーネーション販売も、楽天市場ではほぼ終了段階となっている感じであり…。
少なくとも豊富な選択肢の中から選ぶというのは難しそうな状況です。
花屋さん・ホームセンターなどのフラワーギフト便がおすすめ!
通販でカーネーションを購入・発送できるタイミングを逃してしまった場合には、街なかの花屋さんとかホームセンターのフラワーギフト便(宅配便)を利用するのがおすすめです。
切り花とか鉢植えは個人で発送することが難しいので、店頭で購入する際に、同時に配送を申し込むことができる店舗を利用すると良いのではないかと思います。
箱代・梱包料金とか配送料を含めても、通販購入と比べて大きく価格が異なるということもありません。むしろお安く済むケースの方が多いのではないかと…。
カーネーション以外にも、素敵な花はたくさんありますので、選択肢が増えることも嬉しいポイントです。
ホームセンターで鉢植えの発送を行ってみた体験記を掲載していますので、こちらも参考にしてみて下さい。
2020年5月は『母の月』!これからカーネーションを送る時にはどうしたら良いの?【まとめ】
2020年5月を『母の月』とするキャンペーンが展開されていることと、これからカーネーション(花・鉢植え)を送りたい時にはどうしたら良いのか、お伝えしました。
- 毎年5月第2日曜日は『母の日』ですが、今年は5月が丸々一か月間『母の月』となりました。
- 『母の月』は、花き業界の9団体で構成される日本花き振興協議会が提唱するキャンペーンです。
- 『母の月』を実施する目的は、基本的に「三密」を避けること。母の日に需要が集中することを分散しようという試みです。
- 『母の月』キャンペーンは、農林水産省が進める「花いっぱいプロジェクト」も後押ししていて、花き需要の拡大も目指しています。
- これから花とか鉢植えを送るなら、街なかの花屋さんとかホームセンターのフラワーギフト便を利用することをおすすめします!
花とか鉢植えを購入してそのまま送るのは、実際にやってみるととても簡単にできますし、何よりとても喜んでもらえます。
この機会に、フラワーギフト便を体験して見るのもおすすめです。
ところで「母の日」が「母の月」になったということは、「父の日」にも同じ流れが来ることになるのでしょうか…。
母の日(母の月)と父の日のバランスを取らないと行けないので、そこがちょっと悩ましい所ですね♪