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【5月12日事前登録スタート】健康食品・化粧品のファンケルがマスク販売を開始

【5月12日事前登録スタート】健康食品・化粧品のファンケルがマスク販売を開始
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編集長より子
編集長より子
『お金節約.com』編集長「より子」です。

異業種からの参入が相次いでいるマスク販売ですが、健康食品や化粧品の販売で知られるファンケルもマスク販売を表明。

ファンケルが販売するのは、中国の提携企業が生産したマスクで、販売方式としては事前登録制を採用。

事前登録した人に、順次メールなどでマスクの販売案内が送られてくるかたちです。

健康食品・化粧品のファンケルがマスク販売を開始することをお伝えします!

健康食品・化粧品のファンケルがマスク販売を開始

健康食品や化粧品の販売で知られる株式会社ファンケルは、5月12日(火)から、自社のECサイトを通じて、マスクの販売を開始することを発表しました。

販売するのは中国の提携企業が製造したマスクで、事前登録者に順次メールなどで販売案内を連絡する『事前登録方式』を採用するということです。

※登録ステータスによって購入可能な商品が異なってきます。

まずはファンケルが販売するマスクの基本情報からお伝えしますね。

ファンケルが販売する不織布マスクの基本情報

商品名 サイズ 包装形態 税込価格
不織布マスク大人用 175×95mm 50枚入り 3,590円
不織布マスク女性・子供用 145×95mm 50枚入り 3,590円
不織布マスク大人用中国語パッケージ 175×95mm 50枚入り(個包装) 3,190円

(ファンケル資料より、『お金節約.com』編集部作成)

ファンケルが販売するマスクは合計3種類ですが、大きく日本語パッケージ・中国語パッケージの2つに分かれます。

※後で説明しますが、会員・非会員の区分によって購入できる商品が異なります。

日本語パッケージには、大人用と女性・子供用の2サイズを用意。中国語パッケージは大人用の1サイズのみです。

3層構造の不織布マスクで、ノーズフィッターもあり、どのパッケージも製品の構造・品質には大きな差は無いとされています。

中国語パッケージは1枚ずつフィルム包装される個包装となることもあり、パッケージの言語が気にならなければ、中国語パッケージの大人用が最もお得ではあります。

ファンケル・オンラインの会員と非会員では購入可能な商品が異なる

ファンケルでのマスク販売は、自社ECサイト(ファンケル・オンライン)を通じて、『事前登録方式』にて実施することを明らかにしています。

既にファンケル・オンラインの会員になっている人と、マスク購入のためだけに購入者登録する人とでは購入可能な商品が異なることには注意が必要です。

既にファンケルオンラインの会員になっている人

  • 5月12日(火)から順次マスク販売の案内メールを送信
  • 販売するマスク全3種類の購入が可能

一般の人(非会員)

  • 5月12日(火)午前10時から事前登録の受付開始
  • 不織布マスク大人用中国語パッケージのみ購入可能

会員・非会員に共通の制限事項としては、買い占め防止の観点から、1回に購入できる数量は3箱までとするということです。発送タイミングも共通で、5月中旬からとしています。

また、ファンケルでは、マスク不足の解消が目的のため、6月30日(火)の注文分まで送料は無料(ファンケル側負担)とする予定であることも明らかにしています。

マスク販売を巡る直近の状況

新型コロナウイルス感染症の影響拡大によって、マスク販売は一時深刻な品薄状態が続いていましたが、ここ1~2週間で状況は大きく変わってきています。

  • 供給の回復
  • 価格の下落

この2つが同時進行で進んでいて、経済学の『価格メカニズム』の教科書的な事例を見ているような感覚ですね…。

通販価格(楽天最安値)は4月比で3割以上下落

『お金節約.com』編集部では、外出自粛で街中の店舗に行くことができない事情もあったため、主に楽天市場を中心とした通販価格の動きを見続けてきました。

標準的な50枚パック品で言うと、ざっくりとした価格動向は次のような感じです。

  • 4月は、3000円を切ればお手頃価格だったものが
  • 5月に入ると、2000円を割る商品が登場している

5月の価格は、4月比で35%程度は下落していて、即納品も多く見られます。現時点では、楽天市場でマスクの入手に困ることは無い状況です。

楽天市場のマスク販売の動向については、次の記事でも詳しく解説しています。

マスクを通販で購入する場合の注意点と購入実例の紹介
マスクを通販で購入する場合の注意点と購入実例の紹介全国的にマスクの品薄状況が続いていますが、通販ならマスク販売店舗は探せば見つかる状況です。マスクを通販で購入する場合、日本製は難しく、流通しているのはほぼ中国製品です。マスクを通販で購入する場合の注意点と購入実例について、まとめてみました!...

実店舗でのマスク販売も回復傾向か

成田市内の一部スーパーでもマスク販売を再開成田市内の一部スーパーでもマスク販売を再開

最近やっと部分的に取材活動を再開させているのですが、実店舗でのマスク販売も回復傾向のように感じられます。

千葉県成田市内では、食品スーパーでも店頭販売されるケースを見るようになりましたし、ドラッグストアの告知などを見ても(品薄状況は続きながらも)販売が行われている様子は伺えます。

総合的に、マスク販売については、最も厳しい時期は脱したように感じられます。

ユアエルム成田B1F「ココカラファイン」の販売対応告知ユアエルム成田B1F「ココカラファイン」の販売対応告知

【5月12日事前登録スタート】健康食品・化粧品のファンケルがマスク販売を開始【まとめ】

今回は、健康食品・化粧品のファンケルがマスク販売を開始することをお伝えしました。

今回紹介したこと
  • 異業種からの参入が相次いでいるマスク販売ですが、健康食品や化粧品の販売で知られるファンケルもマスク販売を表明しています。
  • ファンケルが販売するのは、中国の提携企業が生産したマスクで、販売方式としては事前登録制を採用。
  • 事前登録した人に、順次メールなどでマスクの販売案内が送られてくるかたちです。
  • 既にファンケルのECサイトの会員になっている人と、非会員の人とでは、購入できる商品に違いがあることには注意が必要です。
  • マスク販売・在庫については、通販、実店舗ともに一番厳しい時期は脱したように感じられます。

ファンケルがマスク販売を開始することをお伝えしましたが、率直に言うと、急場の需要を満たすという意味では、少しだけタイミングを逃してしまったような印象ですね…。

ただし、長期的な視点に立てば、参入企業が増えることは望ましいようにも思います。

もしかすると今後数年間、マスク需要が大幅に高まることは十分考えられるわけですから、マスクを供給する事業者が増えることは、消費者にとってもメリットは大きいはず。

ひとまずは現在の感染拡大を収束させることが最優先ですが、徐々に今後の継続的な対策を考える時期に差し掛かってきているのかも知れないですね。