新年を迎えたら、引っ越しの準備を始めるという人もいるかも知れませんねー
ところで、100円で引っ越しできるサービスをご存じですか?
100円で引っ越しするためには、特典に申し込むことが条件なのですが…。
生活に必須のインターネット回線設置が条件なので、ハードルが高いわけではありません。
でも、100円で引っ越しできると聞くと、どうしてもウラがありそうと思ってしまいますよね…。
最安100円で引っ越しができる『100円引っ越しセンター』について、メリット・デメリットを解説します!
『100円引越センター』は引っ越し見積もりサイト
『100円引越センター』は引っ越しの見積もりサイトです。
自社で引っ越しサービスを運営しているわけでは無くて、引っ越ししたい人を引っ越し事業者に紹介して、紹介料を貰っているというビジネスモデルです。
『100円引越センター』の基本情報
サービス名 | 100円引越センター |
---|---|
運営会社 | 株式会社ベルテクノス |
本社所在地 | 福岡県福岡市中央区薬院 |
事業内容 | 電気通信事業 |
ホームページ | 100円引越センターhttps://100yen-hikkoshi.com/ |
『100円引越センター』は、九州の福岡に拠点を置く株式会社ベルテクノスが運営する、引っ越し見積もりサイトです。
『100円引越センター』の見積もり先は、サカイ引越センター、アート引越センター、アリさんマークの引越社など。全国の引越し会社の中から、優良な引越し会社約20社を選定しているということです。
『100円引越センター』が100円で引っ越しできるワケ
『100円引越センター』で、実際に100円で引っ越しをするには、『100円引越センター』が提示する3つのサービスのなかから、どれかひとつを引越しと同時に申し込む必要があります。
3つのサービスは次の通りです。
- インターネット光回線の契約(フレッツ光東日本、フレッツ光西日本、NURO光、auひかり、Sonet、BIGLOBE、Softbank、のいずれか)
- モバイルWi-Fiルータの契約(Ymobile、UQコミュニケーションズWiMAX、のいずれか)
- ソフトバンク携帯への新規申し込みまたは乗換
『100円引越センター』は、引っ越しをする人にこうしたサービスを紹介することで紹介料を貰い、その紹介料を値引きの元手にしているという仕組みですね!
『100円引越センター』のメリット・デメリット
何ごとにも光と影があるわけですが…。汗
『100円引越センター』にも、もちろんメリットとデメリットがあります。
順に解説しましょう!
『100円引越センター』のメリットは引っ越し費用が抑えられること
『100円引越センター』を利用するメリットは、引っ越し費用が抑えられることです。
料金100円となってはいますが、事実上無料で引っ越しできると考えて良い水準ですよね。
『100円引越センター』が見積もりを取る引っ越し事業者は、どちらも定評ある会社ですので、『100円引越センター』から紹介されたからと言って粗雑に扱われるという危険性は低いです。
引っ越し事業者には『100円引越センター』から規定の料金が支払われますので、そもそも、引っ越し事業者側が損をするということは無いんです。
『100円引越センター』のデメリットは距離の制限
『100円引越センター』のデメリットは、100円で引っ越しできる距離には制限があるということです。
- 単身者プランの場合、移動距離50kmまで(関東圏内は30kmまで)
- ファミリープランの場合、移動距離30kmまで(関東圏内は20kmまで)
荷物の量は、ファミリーでも2tロング車なら問題無い場合が多いと思いますが、荷物が多いと自覚している世帯は注意が必要です。
光回線を選んだ場合の注意点
100円で引っ越しをするには、『100円引越センター』が提示する3つのサービスのなかのどれか一つに申し込む必要があります。
この3つのサービス自体に問題は無いのですが…。一つだけ考えておいた方が良いのは、光回線の契約に伴う注意点です。
NURO光が最速・最安ですがサービスエリアは狭い
引っ越しをすると、インターネット回線を引き直す人は多いですから、回線を替えること自体には問題は無いと思います。
とくに、NURO光は現在普通の料金体で使われる家庭用のインターネット回線としては最速かつ料金が一番安いので、NURO光が使えれば満足度は高いはず。
問題は、NTTフレッツなどと比較して、NURO光のサービスエリアはずっと狭くなるということなんですね。
『100円引越センター』が提携している光回線事業者には、ドコモ光がありませんので、NURO光が使えない地域に引っ越す場合、ドコモスマホのユーザーは、フレッツ光東日本またはフレッツ光西日本を選択するしか無くなりますが…。
この場合は、ドコモ光のようなスマホとのセット割りが効きません。ドコモスマホのユーザーが、NURO光のサービスエリア外に引っ越す場合には、『100円引越センター』の利用は慎重に考えた方が良いでしょう。
光回線は解約時に違約金がかかる
光回線の契約期間は一般的に2年間です。2年間の契約期間が終わった後に、一定の更新月が設定されているケースが多いです。
更新月に回線契約を解除する時は無料で大丈夫なのですが、更新月以外に解約をする際には違約金が発生する場合があります。
具体的には、NURO光と、auひかりの場合は、引っ越し時に回線の移転ができないので、必ず一旦解約扱いとなります。つまり、更新月以外で引っ越しをすると、必ず違約金が発生することになるんです。
引っ越し先で、2年以上住む予定ならば、少なくとも一回は更新月が巡ってきますので、その時に乗り換えるかどうかなどの判断をすれば良いのですが…。
引っ越し先から、2年以内にまたどこかに引っ越す場合には、違約金が発生する可能性があるわけです。『100円引越センター』で、引っ越し料金100円で引っ越ししていても、トータルで損になる危険性があるということです。
光回線との同時申込で『100円引越センター』を利用した場合、損得の判断を正しく行うためには、光回線の料金について熟知していないと難しい部分があります…。
『100円引越センター』のメリット・デメリットまとめ
『100円引越センター』のメリット・デメリットについて解説してきましたが、いかがでしたか?
- 『100円引越センター』は引っ越しの見積もりサイトです。
- 『100円引越センター』の指定サービスに申し込むことで、引っ越し料金100円が適用される場合があります。
- 引っ越し料金100円の適用には、移動距離の制限があります。
- 指定サービスに光回線を選んだ場合には、2年以内に引っ越しをすると違約金支払いで損をする可能性があります。
- 指定サービスに光回線を選んだ場合には、光回線のキャッシュバック等の仕組みを把握していないと損得の把握は難しいです。
『100円引越センター』の100円引っ越しが、損か得かは、正直けっこう微妙なところがあると思います。
とくに指定サービスに光回線を選んだ場合には、光回線のキャッシュバック等の仕組みを把握していないと損得の把握は難しくなりますね…。
インターネット回線についての調査レポートは今後の課題とさせてください~