台北市内の観光名所と言えば、国立故宮博物館!
国立故宮博物館は超有名スポットですが、交通アクセスが微妙な立地でもあるんです。
市内の中心地から離れた小山の丘陵一帯を博物館としているので、台北MRT(地下鉄)が通っていないんですね…。
一番安い交通手段は公共の路線バスで行くことなのですが、海外でバスに乗ることには抵抗がある人も多いのでは。
実は、確認ポイントを押さえておけば意外にバス利用は簡単です。
台湾国立故宮博物館に公共の路線バスで行く方法を解説します!
国立故宮博物館へのバスでの行き方
- 【Step①】台北MRTの「士林駅」まで行く
- 【Step②】「国立故宮博物館」行きのバス停を見つける
- 【Step③】「国立故宮博物館」行きのバスに乗る
台湾国立故宮博物館に公共の路線バスで行く方法とは、この3ステップにまとめられます。
簡単ですし、簡単だからこそ現地の人たちは皆バスを利用しているわけですけれど、日本からの旅行者にとってはバス利用はハードルが高いのも事実です。
台北市内の移動は、バスを利用できるようになるととても便利になるのですが、国立故宮博物館へバスで行って見ることは、台北市内のバス移動の良い練習にもなります。
国立故宮博物館へのバス移動は迷う可能性も少なく、最も簡単に利用できるバス路線だとも思いますので。
国立故宮博物館へのバスでの行き方について、順を追って解説して行きますね!
【Step①】台北MRTの「士林駅」まで行く
台北MRTの「淡水信義線(Red Line)」の「士林站」に到着。国立故宮博物館には、台北MRTで直接乗りつけることはできないのですが、最寄り駅は存在します。それが、淡水信義線(Red Line)の「士林站」!
士林站に到着したら、「出口1」を目指しましょう。案内掲示にも「故宮」としっかり書かれていますので、安心してください。
「士林站」の出口1に向かいます。
「士林站」は高架上にあるので、エスカレーターで1Fに降ります。
エスカレーターで降りて行く最中に、駅の改札口が見えてきます。【Step②】「国立故宮博物館」行きのバス停へ
「士林站」の改札を出たら、矢印位置にある周辺マップを確認しましょう!「士林站」の改札を出たら、写真の矢印位置にある周辺マップでバス停の位置を確認してください。
周辺マップを見ると、交差点に突き当たった場所に「C乗り場」があり、路線番号「304」または「255」のバスが国立故宮博物館行きということが分かります。
「士林站」の周辺マップを見ると、「故宮」行きのバスはC乗り場発着ということがわかります。台北市内の路線バスは、運賃の支払い方法が2通りあります。
- ICカード(悠遊カード/Easy Card)
- 現金
現金で支払う場合は、お釣りがもらえませんので、最寄りのコンビニなどで何か購入して、乗車賃15元を用意しておきましょう!
C乗り場に行くまでにセブンイレブンがありますので、現金乗車で小銭が無い人はここで調達しましょう。
最初の交差点に突き当ったら、右手を見ると…。
周辺マップ「C位置」のバス停が見えました!
捷運士林站(中正)のバス停、こちらを目印にしてください。
しばらく待つと、バスがやってきました!路線番号「255」が国立故宮博物館行きです。【Step③】「国立故宮博物館」行きのバスに乗る
国立故宮博物館行きの「路線番号255番」のバスに乗車します。国立故宮博物館行きの「路線番号255番」のバスが来ましたので、乗車します。
基本的に、周囲の乗客は皆さん国立故宮博物館に行く人たちですので、流れに乗って動いて行けばOKです。
平仮名でも「こきゅうはくぶついん」と記載されていますので、安心してください。台北市内の路線バスは、3通りの支払い方法があります。
- 上車収費(乗車時に支払)
- 下車収費(降車時に支払)
- 乗車時と降車時の2回支払
今回乗車した、国立故宮博物館行きの「路線番号255番」のバスでは、現金支払いについては「上車収費」で乗車時に支払うかたちでした。
ICカードの場合は「上下車刷卡(TAP E-TICKET WHEN GETTING ON & OFF)」として、乗車時と下車時両方とも端末にタップするように表示がありました。
「上下車刷卡(TAP E-TICKET WHEN GETTING ON & OFF)」という表示が。
前部乗車口は、上に「ICカード用の端末」、下に「現金投入用の箱」が設置されています。前部乗車口は、上に「ICカード用の端末」、下に「現金投入用の箱」が設置されていますので、それぞれ必要な方を利用すればOKです。
乗車賃を入れる箱をアップ。大人は15元です。お釣りはもらえませんので要注意!
中央部の乗降口には、ICカード用の端末も設置されています。(中央部から下車時にはこちらにタップ!)
国立故宮博物館行きの路線番号255番のバスの車内はこんな感じです。観光客が多い!
降りる場合は「下車鈴」これを押します。故宮博物館では必ず誰かが押すと思いますが…。
10分ほどバスに乗車して、到着しました!ありがとうございました~!
到着したバス停から横断歩道を渡って国立故宮博物館を目指します。
国立故宮博物院の碑が見えてきました!
国立故宮博物館の入口に到着。ちなみに帰りのバス停は矢印方向にあります。【備考】帰りは行きよりも少し難しいので気をつけよう
故宮博物館の全体図ですが、往路にバスが到着するのは(行)印、復路にバスが発着するのは(帰)印です。帰りのバスは、来た時とはバス乗り場が違うので注意しましょう。
故宮博物館の全体図に(帰)と記した場所からバスが発着しています。
国立故宮博物館のバス乗り場帰路の注意点としては、降りる場所は乗客それぞれに(比較的に)バラバラだということ。
行きは皆さん一斉に故宮博物館で降りるのですが、帰りはそういう訳ではないということですね。もちろん捷運士林站(中正)で下車する人もそれなりにいます。
バスの車内には路線図がありますので、路線図が見える位置に座った方が良いと思います。
路線番号を見て、「士林站」に戻る路線であることを確認しておきましょう。
今回は帰りも「路線番号255番」の路線バスが来てくれたので、迷う心配はありませんでした。
故宮路口から乗車して、捷運士林站(中正)で下車します。
捷運士林站(中正)のバス停に到着!ありがとうございました~!台湾国立故宮博物館に公共の路線バスで行く方法を解説!まとめ
台湾国立故宮博物館に公共の路線バスで行く方法を解説してきましたが、いかがでしたか?
- 台北市内の観光名所と言えば、国立故宮博物館。国立故宮博物館は超有名スポットですが、交通アクセスが微妙な立地でもあります。
- 国立故宮博物館は、市内の中心地から離れた小山の丘陵一帯を博物館としているので、台北MRT(地下鉄)が通っていません。
- 一番安い交通手段は公共の路線バスで行くことですが、確認ポイントを押さえておけば意外にバス利用は簡単です。
- 現金支払いの場合はお釣りが出ないので、乗車賃(片道15元)のコインを用意して行きましょう。
- 悠遊カード(Easy Card)と呼ばれるICカードを購入しておくと、台北MRTとも共通で利用できて便利です。
国立故宮博物館は、台北MRTでは直接には行けないところですから、タクシーかバスを利用せざるを得ません。
台北中心部から国立故宮博物館までの、タクシーとバスの料金を比較すると…。
- タクシー:250~300元程度
- バス:片道15元(往復30元)
路線バスを利用すれば、約10分の1で済むので、非常にお得です!
国立故宮博物館は超有名観光スポットなので、多くの人が路線バスを利用するため、人の流れに沿って動けば何とかなるのもバス初心者にとってはメリットです。
台北市内の移動は、バスを利用できるようになるととても便利になるので、ぜひ試してみてくださいね♪
