2019年5月1日から、すき家の割引券サービス「すきパス(Sukipass)」第11弾が始まりました!
開始後2週間近く経ってからのレポートとなったのには訳がありまして…。
この間、都内の『すき家』に行っていたのですが、すきパス(Sukipass)購入と、お食事のお会計との同時処理ができない店員さんが続いたんです。
すき家の店舗運営には、かなり問題を感じるところも…。
今回はちょっと異色になりますが、都内のすき家で経験した出来事をレポートします!
すき家のSukipass(すきパス)第11弾が登場!
5月1日から、「Sukipass(すきパス)」の第11弾が販売開始となりました!
すき家の「すきパス(Sukipass)」は期間中何度でも、対象メニューが70円引きになる割引券です。
何度でも使える定期券に見立てて、パス(定期券)と称している…。この辺りは、いつも通りの感じですね。
今回はここが本題ではないので、さらっと解説します♪
すき家の『すきパス(Sukipass)』第11弾の内容
販売日 | 2019年5月1日(水)朝9:00~ ※カードなくなり次第、販売終了 |
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販売価格 | 200円(税込) |
使用期間 | 2019年5月1日(水)9:00~5月31日(金)23:59 |
適用範囲 | 牛丼・カレー・うな丼・うな牛が70円引き |
キャンペーンページ | すき家の『Sukipass』第11弾 販売開始! |
すき家の「Sukipass(すきパス)」の内容は、第10弾と基本的に同じです。
豚生姜焼き丼の販売が終わり、うな丼・うな牛の販売開始に対応している点と、カードのデザイン・実施期間以外は完全に同じ内容となっています。
すき家の『すきパス(Sukipass)』5月分の変更点
すき家の「Sukipass(すきパス)」、5月分の変更点については、次の2点のみです。
- [販売終了]豚生姜焼き丼、[追加]うな丼・うな牛丼
- デザイン(色)を変更
これまでと同じパターンで、ほぼ同じと考えて良いです!
すき家のSukipass(すきパス)がその場ですぐに使えなかった!
ここからは、すき家のSukipass(すきパス)第11弾を購入しようとした時に発生した問題について記載しますね。
すき家のSukipass(すきパス)を利用する場合、毎月初回訪問時には、お食事のお会計とSukipass(すきパス)の購入とを同時処理することになります。
すき家自身も『その場ですぐ使える!』とアピールしてますが、これは店頭でそういう会計処理をしますという意味です。
Sukipass(すきパス)を利用する場合の会計処理
具体的にどういう会計処理になるかと言うと…。
お食事代の他に、Sukipass(すきパス)料金200円分を加算した上で、70円を値引きするという処理になるんですね。
言葉で書くと複雑になりますが、有料の割引券を販売したうえで、同時に割引も適用するという、すごく単純な会計処理です。
牛丼(並)だけを注文したケースで考えると、次のような処理になります。レシートもこの流れで記載されていきます。
- 牛丼(並)350円
- すきパス 200円
- 値引き -70円
- 支払合計 480円
東京都内の店舗では2店舗続けてSukipass(すきパス)の初回会計処理でトラブル
これまでは、『お金節約.com』編集部がある千葉県成田市近隣の店舗で、毎月初のSukipass(すきパス)購入・同時会計をしていたのですが、いつもスムーズにお支払いできていました。
ところが5月は、連休中の取材日程もあり、東京都内のすき家店舗でトライしたのですね。その結果ですが…。2店舗続けてSukipass(すきパス)購入・同時会計がスムーズに出来ませんでした。
※2店舗目では説明して最終的に何とか購入できたのですが。(後述)
すき家に、Sukipass(すきパス)だけを購入しに行くケースは考え難いですから、これができないと、店頭でSukipass(すきパス)が売れないということを意味するんです。
全店でプッシュしている有料割引券が販売できない状況って、小売店としてけっこう重大な事態なんじゃないかと。そう感じたわけです。
次からは2店舗それぞれの状況を、説明して行きますね。
すき家「蔵前駅前店」はかなり絶望的な状況でした
5月1日に訪問したのは、すき家「蔵前駅前店」です。
昼時の混雑時に入店したのですが、注文間違いも多発していたりと、かなり混乱を極めていました…。
店内は注文間違いも多発する混乱状況
店頭には外国人店員のみでした。日本人スタッフも調理場にはいたのかも知れませんが、注文・配膳・会計と、お客の前に出て行う処理はすべて外国人スタッフが一人で対応していました。
入店してすぐ、注文間違いが多発してることに気がついたのです。「これ、違う」とか、先に入っているお客さんがクレームしている声が聞こえてきてですね…。
お食事している間に、3~4件の注文間違いが発生していました。自分のオーダーも間違えられてしまい、取り変えて頂くことに…。
お冷を出さないでクレームされていたりとか、そういう状況も発生していて、店内に居ることが何とも気持ち的に辛い感じの状況に。
それでも、Sukipass(すきパス)の購入はできると思ったんですよね。単純に、順番にレジを通していくだけですから。でも結果は、購入不可能でした!
日本語は理解してくれるけれど店頭オペの訓練を受けて無い感じ
店内にはちゃんとSukipassの案内があるので、指さして「コレ一緒にお願いします」と伝えるのですが、「分かりません」と悲しそうに首を横に振られてしまうばかりで…。
意外に思われるかも知れませんが、日本語の能力はそれなりに有るように見えました。注文を間違っても、ちゃんと日本語で都度謝っていましたし。
お客が何を言っているのかは分かるけれども、それに応えるために自分がどうしたら良いのかが分からない、そういう様子なんですね。
いっぱいいっぱいな感じが、こちらにも伝わってきました。
混雑時と言うこともあり、店内がかなり殺伐とした雰囲気だったこともあり、Sukipassの購入は断念して、普通にお食事代のみを支払って店を後にしました。
すき家「渋谷南平台店」では説明して何とか購入
5月12日に訪問したのは、すき家「渋谷南平台店」です。
午後遅い時間での訪問だったのですが、空いている時間だったという一点が最終的な明暗を分けたような気がします。
店内は比較的閑散としている時間に訪問
店頭は外国人店員のみで、注文・配膳・会計と、お客の前に出て行う処理はすべて外国人スタッフが一人で対応していたのはすき家「蔵前駅前店」と同じ状況でした。
店内にお客は3~4人という状況でしたので、とくに混雑感もなく落ち着いた雰囲気。
すき家「蔵前駅前店」の時は、5月1日初日でしたのでその影響もあったかも知れません。今回はスムーズに進むかと思ったのですが、なかなかそうは行きませんでした…。
日本語の理解力は怪しさも感じるけれど販売経験が活きてる様子
Sukipass5月分の販売が始まってからしばらく経つので、会計処理も慣れているのかな?などちょっと期待したのですが、そういうことは無く…。
日本語がまだ十分理解できないような様子でもあり、最初は、何言ってるのか分からない的な反応を見せていたんです。
ただ、日本語の能力は不十分でも、お客の意思を汲もうという気持ちは強く感じられました。他店でも接客販売経験があるスタッフさんだったのかも知れません。
注文間違いなども、すき家「渋谷南平台店」では見られませんでした。
今回は、お店が空いている時間帯でもありましたので、こちらとしてもしっかり説明する時間的な余裕があったんですね。
Sukipassの案内を指さして「コレと一緒に」と伝えつつ、今持ってるわけじゃなくてこのお会計時に一緒に対応して欲しいの!ということを説明して、理解してもらえました!
こうして紆余曲折の末、Sukipass5月分を無事にゲットできたわけです。
すき家のSukipass(すきパス)第11弾が登場!まとめ
Sukipass(すきパス)第11弾を購入した際の顛末をお伝えしましたが、いかがでしたか?
- 5月1日から、すき家の「Sukipass(すきパス)」第11弾が販売開始となりました!
- 今回は都内店舗で購入しようとしたのですが、2店舗続けてスムーズに進みませんでした。
- 少なくとも、注文・配膳・会計と、お客の前に出て行う処理はすべて外国人スタッフが一人で対応している状況。
- 分からなくてバックヤードに聞きに行くという行為は無く、終始、外国人スタッフがすべて自分で解決する流れ。
- その意味で、お客としての視点からは、完全な外国人スタッフのワンオペ状態でした。
千葉県の店舗でももちろん外国人スタッフはいるのですが、千葉の成田市近隣では、店頭が外国人スタッフひとりという状態になっている店舗を見た記憶は無いんですよね…。
東京都内で今回訪れた2店舗は、少なくとも店頭は外国人スタッフのワンオペ状態でした。
これって、一人で異国の戦場に放り出されているような状況じゃないかと?
時給などの求人条件はかなり良いように感じるのですが、人手不足が深刻という「環境の問題」なのか、それとも労働環境が悪いことが口コミ等で伝わっていて人が集まらないという「すき家自身の問題」なのか、そこまでは判断できませんでした。
『お金節約.com』はコスパを中心に置いているところがあるので、これまで、すき家はかなり好意的に捉えていて、逆に吉野家などはスタッフの質にこだわり過ぎでは?と感じている所もあったのですが、そういう単純な問題では無さそうですね…。
人手不足と、それに対応するための外国人人材受け入れの動きが加速していますが、定期的に都内のチェーン店の状況も観測して行く必要があるなと。改めてそう感じさせられる出来事でした。