台北の観光名所と言えば、国立故宮博物館ですね!
9月27日の世界観光の日には入場料が無料となることで大混雑…。
せっかく入場無料にもなるので、音声ガイドを借りて、国立故宮博物館を堪能してきました!
故宮博物館の音声ガイドはもちろん日本語対応ですし、内容も非常に充実しています。
台湾国立故宮博物館を鑑賞するなら音声ガイド付きがおすすめです!
「世界観光の日」で故宮博物館が入場無料に
9月27日の「世界観光の日」を記念して、台湾国立故宮博物館が入場料無料に!
何とも嬉しい対応ですね!
この機会に、9月27日、台湾国立故宮博物館を訪問してきました。
台湾国立故宮博物館の基本情報
施設名 | 國立故宮博物院 |
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所在地 | 〒111-43 台北市士林区至善路2段221号 |
開館 | 1965年11月12日 |
開館時間 | 年中無休 通常開院時間:午前8時30分~午後6時30分 夜間開院時間:金曜、土曜日午後6時30分~9時 |
観覧料金 | 350元(一般料金、他割引あり)※日本円で約1,260円 |
ホームページ | 台湾国立故宮博物館 |
台湾国立故宮博物館は、小高い丘全体を博物館として活用しているのですが、台北MRTの駅から遠いというアクセス上の難点があります。
タクシーで行く場合は、台北市内の中心地からなら片道300元程度、路面バスなら最寄りの台北MRT士林站から片道15元で行くことができます。
路面バスでの行き方については、こちらの記事を参考にしてください。
「世界観光の日」は観光に関する国際デー
記念日名 | 世界観光の日(World Tourism Day) |
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日付 | 毎年9月27日 |
制定機関 | 世界観光機関(UNWTO:World Tourism Organization) |
制定時 | 1980年にUNWTOにより制定 |
制定の目的 | 国際社会における観光への意識を高めるともに、どれほどの社会的、文化的、政治的、経済的な価値を世界にもたらすか示すこと |
公式サイト | UNWTO World Tourism Day |
「世界観光の日」は、国際連合の専門機関、世界観光機関(UNWTO:World Tourism Organization)が定める観光に関する国際デーです。
世界中でさまざまな関連イベントが開催されますが、台湾では記念日の9月27日に故宮博物館を入場無料としています。
いつもなら一般参観料350元(1元=3.6円計算で約1,260円)のところが無料となる、非常にありがたい記念日です!
台湾国立故宮博物館の「音声ガイド」の借り方・使い方
台湾国立故宮博物館を見学するなら、音声ガイドも一緒に借りることをおすすめします。
音声ガイド(オーディオガイド)とは、故宮博物館の各展示についての詳しい説明が音声で再生されるもので、故宮博物館をより深く楽しむことができます!
音声ガイドを借りる方法を解説
台湾国立故宮博物館には、タクシーで行くと地下1階から、路線バス経由で行くと1Fから入館することになります。
1Fの入館ゲート右に音声ガイドの貸出所がありますので、音声ガイドを借りる時にはそちらに並びましょう。
音声ガイドの貸出料は150元(1元=3.6円計算で約540円)、英語・日本語を始め、9か国語が用意されています。
貸出料の支払いにはクレジットカードも利用可能です。
利用規約的な案内書が用意されていますが、主な記載事項は次の通りです。
- 音声ガイドの貸出料は150元
- 保証として写真付きの身分証明書(パスポート・運転免許証・身分証明書・在留カード等)が必要
- 身分証明証が無い場合は300元の保証金が必要(保証金は相当額の日本円でも可)
日本人の場合は、多くがパスポートを保証のために預けることになると思います。(『お金節約.com』編集部でもパスポートを預けました)
どうしても不安を感じる場合には、保証金を預けるかたちで対応すると良いかと思います。
音声ガイドの使用方法
音声ガイドは密閉型のヘッドフォンと本体で構成されています。
ヘッドフォンの端子は、3.5mmのステレオイヤホンジャックとなっています。密閉型のヘッドフォンが重過ぎると感じる場合は、自分が持ってるものを接続しても良いかと思います。(館内では実際そうしている人を見かけました)
音声ガイドの使い方は、基本的に手動入力式です。
故宮博物館の展示物で音声ガイドの説明対象となっている者には、3桁の番号が振ってありますので、キーボードを表示させて番号入力して音声ガイドを再生します。
展示物によって異なりますが、音声ガイドの再生時間は、いち展示あたり3~5分程度です。
音声ガイドの返却方法
音声ガイドの返却方法は、返却場所に持参してお渡しするだけです。
この時、保証として渡しているパスポートを返却してもらうことを忘れないようにしてくださいね!
台湾国立故宮博物館の参観注意事項
台湾国立故宮博物館はいくつか参観時の注意事項が定められています。
- フラッシュを使用した写真撮影は禁止
- 三脚等を使用した写真撮影は禁止
- リュックサックを超える程度の大きさの荷物の持込は禁止
- ペットボトル、缶・瓶の持込は禁止
写真撮影については、フラッシュ・三脚等を使用しなければ可能ですが、一部には完全に撮影禁止の展示物もあるので注意しましょう。
無料コインロッカーを活用すると便利
館内に持ち込めないものがある場合には、無料コインロッカーを利用すると便利です。
無料コインロッカーの設置場所は、音声ガイド貸出場所のさらに右手側、ミュージアムカフェの入口近くです。
無料コインロッカーの利用方法
故宮博物館のコインロッカーは、10元コインを投入して利用、利用を終えると10元コインが回収できる仕組みです。10元コインの投入口は扉の内側にあります。
- 扉の内側の投入口に10元コインを入れる
- 扉を閉めて鍵を抜く(利用開始)
- 鍵を開けると10元コインが落ちてくる(利用終了)
この流れです。
利用時に硬貨が必要にはなりますが、結果的に無料で利用できるために「無料」コインロッカーと考えて問題無いかと思います。
台湾国立故宮博物館を鑑賞するなら音声ガイドを借りることをおすすめ!【借り方と使い方を解説】まとめ
台湾国立故宮博物館で音声ガイドを借りる方法を解説してきましたが、いかがでしたか?
- 台北の観光名所と言えば、国立故宮博物館。非常に充実した展示内容が素晴らしい博物館です。
- 9月27日の「世界観光の日」には、台湾国立故宮博物館も入場料無料となります。
- 台湾国立故宮博物館を見学するなら、音声ガイドを借りることをおすすめします。
- 音声ガイドの利用料金は150元(約540円)ほど、展示物についての詳しい音声解説を聴くことができます。
- 台湾国立故宮博物館は持ち込み禁止のものがあるので、無料コインロッカーを利用すると便利です。
台湾国立故宮博物館の音声ガイドは、日本語の解説もとても聞きやすく収録されています。間違いなく日本語ネイティブの人が解説している感じですね。
音声ガイドの解説量も膨大で、丸一日かけても聴き切れない位の情報量がありますよ!
音声ガイドがあるのと無いのとでは、見学の充実度が全く違ってくると思います。専門のガイドさんが耳元で解説してくれる感じで、展示物の理解にとても役立ちます。
台湾国立故宮博物館を見学するなら、ぜひとも音声ガイドを借りることをおすすめします♪